2022年1月 サイドテールのメガミデバイスとリトルアーモリー
2022年最初に完成した趣味プラです!
しかも超久々のメガミデバイスです!
仮組(2021年7月撮影)。
実は昨年の夏に工作を進めていました(完成まで半年程掛かってしまった…)。
写真の通り、ベースはいろんなキットの寄せ集めです。
ボディにオリジナルのスジボリを彫ってイメチェンを図っています。
仮組・背面。
髪パーツはmuscutoさんのガレージキットのツインテールを改造してサイドテールにしています。
腰回りをメガミデバイスMSG ボトムスセットで近代化改修しています。
今まで腰パーツにネオジム磁石工作をやっていましたが、
今回は腰パーツ上部に溝を掘って対処してみました。
これだけで簡単に腰パーツの付け外しが出来ます。
よっぽど寄らない限り目立たないし、こっちの方が楽かも…。
腰パーツを組み込んだボディ。
塗装中(2022年1月撮影)。
昨年夏にサフ吹き前まで作業した状態で放置…。
結局、塗装作業が出来たのが今年の1月です。
こちらはリトルアーモリーのUMP45タイプとM9&M93Rタイプ。
メガミに持たせる為に一緒に製作しました。
塗装が終わったUMP45タイプとM9&M93Rタイプ。
ハンドガンの本体部分はスターブライト ジュラルミンの上からクリアブラックを吹いています。
仕上げにはタミヤウェザリングマスターを使って、つや消しトップコート。
UMP45のボディやM9のグリップはマホガニー+ブラックベースでグラデ塗装。
こちらは完成後の足の写真。
実は写真撮影中に気付いたのですが、
右足に使った肌色太ももパーツと左足に使ったSOL用太ももパーツの長さが違う!
丁度スペーサー1個分肌色の方が短い事に全く気付かず製作していました…。
撮影の途中で気付いたので、右足には急遽肌色のスペーサーを2個挟んでいます。
なので、写真の中には右足が短いままの物が混じっています…
完成・正面。
カラーリングは最近自分の中で定番の白、黒、ガンメタ。
今回の差し色はオレンジにしてみました。
いつも通りですがグラデ塗装でつや消し仕上げです。
完成・左斜め前。
近代化したボトムスからSOLの足にかけて繋がるラインのスジボリを追加。
SOLの元のスジボリに更にラインを足すようにスジボリを入れています。
完成・右斜め前。
私の作品では珍しくアシンメトリーな足回り。
肌色パーツを使用した太もも部分にもスジボリを追加して塗装しています。
完成・右斜め後ろ。
腕に付いているアーマーパーツはフレームアームズ・ガールから流用。
完成・左斜め後ろ。
ヒールパーツは前半分は素体足パーツ、後ろ半分はカオプリ付属の物を切り貼り。
完成・背面。
スジボリで表現したお尻のラインがお気に入り。
通常フェイス。
朱羅 忍者ベースです。
朱羅 忍者の瞳デカールを貼って眉毛は筆塗しています。
笑顔。
朱羅シリーズと同じ規格のジェネの顔を使用しました。
睨み顔。
こちらは銃を構える前提で左目線を選択。
今回、肌色は全塗装をしています。
サーフェイサー EVO フレッシュをそのまま影色に使い、ハイライトにプラスチックフレッシュを吹いてクリアペールオレンジでオーバーコートしました。
成型色活かし塗装よりも赤身の強いメリハリの利いた肌感になった気がします。
ポージング。
ジェネ顔とmuscutoさんの髪パーツの組合せが良い感じになった気がします。
肌色多めの右後ろ。
専用武器「こん棒」。
メガミマスターならお馴染みのカオプリ マジ子付属の武器です。
本体のカラーリングに合わせて塗装しました。
笑顔でこん棒を振り回すの図。
一応、二本にも出来ます。
何故か太鼓を叩くようなポージング。
リトルアーモリーと組み合わせ。
リトルアーモリーの拳銃シリーズはホールドオープンした状態の物やスペアマガジンも付属しているのでお得感があります。
一応、スペアマガジンのカートリッジも塗装(弾頭も塗り分けました)。
私ら世代はコレでしょ!
ベレッタ二丁拳銃は漢娘(オトコ)のロマン!
リトルアーモリーのM9&M93Rセットにはハンマー起倒の2種ずつ入っています。
撃ち尽くした感…。
UMP45タイプも持たせてみました。
…が、残念ながら胸が大きすぎて両手で構えるポーズが決まりませんでした…。
という感じのサイドテールのメガミデバイスとリトルアーモリーでした。
気付いたら昨年完成させたメガミデバイスは1体のみ…。
今年はもっといっぱい作りたいゾー!…と思いつつ…
マイペースで作っていきます…。
因みに最後の写真のポーズ、このメガミのモチーフが元ネタなんですが…
多分誰も知らないだろうな…。
2021年11月 RG 汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン 正規実用型 3号機 ESVシールド セット ホビージャパン作例
HJメカニクス09に引き続きRGエヴァの作例を担当させて頂きました。
私の作例が掲載された「月刊ホビージャパン 2022年 2月号」。
掲載記事はホビージャパンウェブ様にて公開されております↓
3号機・仮組(正面)。
3号機・仮組(背面)。
ESVシールド・仮組(正面)。
RGエヴァ3号機には零号機用のESVシールドが付属しています。
ESVシールド・仮組(背面)。
写真右:加工前・写真左:加工後。
工作箇所は前回製作した零号機と同じ。
このキットで唯一合わせ目が目立ってしまう下腕部の合わせ目消し加工です。
フィン状パーツと腕側のダボを写真のように後ハメ加工する事で、下腕部の合わせ目消し加工後に組めるよう出来ます。
ESVシールドは写真のパーツに肉抜きがあるので瞬着パテで埋めました。
今回はESVシールドにオリジナルのスジボリを追加する事に。
パーツの淵に沿って均一の幅でスジボリを追加しています。
加工は紙面でも説明している通り、シンワ測定のミニノギスを使った方法です。
このやり方は結構簡単に出来るのでおススメです。
スジボリ追加に使った道具。
左からミニノギス、精密ケガキ針、ラインスクライバーCS(0.25mm)。
ミニノギスで付けた溝を精密ケガキ針で深く掘ってラインスクライバーで溝の幅を整える感じで使いました。
3号機・完成(正面)。
零号機同様にグラデ塗装、半艶消し仕上げです。
3号機・完成(斜め前)。
3号機・完成(斜め後ろ)。
3号機・完成(背面)。
ポージング。
通常顔。
咆哮顔。
エヴァンゲリオン専用光学系保護カバー装着時。
ソケット部分は成型色では銀色でしたがアニメ設定のカラーリングに合わせてミディアムブルー系で塗装しています。
プログレッシブナイフ収納。
パレットライフル。
零号機付属のパレットライフルではグレーで塗装した個所をメタリック系で塗装。
太ももの内部フレーム。
今回はボディカラーとのメリハリを付ける為に内部フレームをメタリック系で塗装しています。
3号機付属品。
零号機と比較。
ESVシールドと付属品。
ESVシールドは白い部分が分離出来る構造です。
右下の黒いパーツはシールドを立たせる為の保持パーツ。
ESVシールド・完成(正面)。
RG零号機の作例と一緒に紙面に掲載する予定との事だったので、零号機の作例と同じ塗料でグラデ塗装しています。
ESVシールド・完成(背面)。
追加したスジボリ。
ほぼ違和感なく情報量を増やせたかな…?
RG零号機と合わせて撮影。
HJメカニクス09作例の零号機と合わせて撮影しました。
RG零号機と合わせて撮影・横。
RG零号機と合わせて撮影・背面。
という感じのRG エヴァンゲリオン 3号機 ESVシールド セットでした。
RGエヴァシリーズは素組でも満足度が非常に高いキットです。
とはいえ、ホビー誌の作例なのでそのままという訳にもいかず…
今回は3号機のフレームをメタリック塗装したり…
ESVシールドにスジボリを追加したり…してみましたが如何でしょ?
とにかく2021年はエヴァ関連の作例を4点連続で製作させて頂けて幸せでした。
2021年8月 1/20 メカトロウィーゴ はちごうき+真希波・マリ・イラストリアス ホビージャパン作例
暫く更新が停滞しておりましたが…昨年の夏のお話です。
ハセガワのメカトロウィーゴの作例を担当させて頂きました。
私の作例が掲載された「月刊ホビージャパン 2021年12月号」。
ちなみに掲載記事は現在ホビージャパンウェブ様にて公開中です。
無料で丸々掲載記事が読めますので製作工程についてはこちらへ↓
仮組正面。
実は今回初めて1/20のメカトロウィーゴを製作しました。
サイズは1/144スケールのガンプラぐらいで細部の造形もシャープ。
腕が「ぱわーあーむ」になっているのがゴツくて良いです。
関節パーツが後ハメを考慮したパーツ構成になっているのも好印象。
仮組背面。
付属の真希波・マリ・イラストリアスフィギュア。
このキットはエヴァコラボモデルという事でエヴァ8号機風のカラーリング。
更にデフォルメされたマリのレジン製フィギュアが付属しています。
因みにマリのデザインはあらゐけいいち先生。
合わせ目消しをしたパーツ。
やはりハセガワ製のプラモは精度が高いですね。
流し込み接着剤の溶着で合わせ目はほとんど目立たなくなります。
※写真は400番~1000番の神ヤスで研磨した後。
装甲パーツも流し込み接着剤で合わせ目消し。
手足のフレームパーツも見える部分のみ合わせ目消し加工。
コクピットの昇降アームは肉抜きが気になったのでエポパテで埋めました。
合わせ目消し、表面処理が終わった状態仮組。
背面。
この段階でスジボリの掘り直しも終えています。
エヴァ8号機風のカラーリング再現の為のデカールが付属しているのですが
左上の黒い部分のみ塗装で再現する為、境界線をスジボリで表現する事に。
透明プラバンを使ってデカールをトレスしたガイドを製作しました。
ガイドを本体パーツに瞬着で仮止めしてラインスクライバーでスジボリを追加。
ハイキューパーツ製のラインスクライバーは使い勝手が良い上にお手頃価格なのでお勧めです。
追加のスジボリを彫り終えた状態。
パーツを組み合わせるとこんな感じ。
マリのレジンフィギュアは塗装の利便を考えて一体成型の両腕を半袖の境界で切断し、真鍮棒で接続できるように加工しました。
元々ディテールが彫ってあった瞳部分はデカールを貼る為に瞬着で埋めています。
レジンフィギュアの下地処理にはプライマー入りサーフェイサーを吹いています。
完成正面。
設定通りのカラーリングでグラデ塗装、光沢仕上げです。
※黒い部分のみメタリックカラーを差し色に使ってアレンジしています。
完成斜め横。
完成横。
完成斜め後ろ。
完成背面。
ハセガワ製キットのデカールは厚みがあり、しっかりしているので非常に貼り易かったのですが、その分厚みが目立ちやすいので仕上げにはクリアをかなり厚吹きして磨いては厚吹きを繰り返して仕上げています。
上部ハッチ開閉。
上部カバー開閉。
コクピット前面のクリアパーツはクリアグリーンで塗装しています。
前面カバーオープン状態。
コクピット内部のカラーリング資料が無かったのでメタリックカラーで塗装。
シートやレバーのグリップ部分は黒色で塗装しています。
前面カバーは取り外し出来ます。
マリフィギュア完成正面。
設定通りのカラーリングでグラデ塗装、つや消し仕上げです。
瞳のみデカールを使用しました。
マリフィギュア完成斜め前。
マリフィギュア完成斜め後ろ。
マリフィギュア完成斜め背面。
メカトロウィーゴとツーショット。
今回の作例ではビネット風に飾れるように簡単な展示ベースを製作しました。
木製ベースにタミヤのスチレンボードと情景シートを貼って製作。
スチレンボードの表面には情景テクスチャーペイントを塗っています。
ジオラマ経験ほぼゼロなので結構苦労しましたが如何でしょ…
という感じのメカトロウィーゴ はちごうき+真希波・マリ・イラストリアス。
メカトロウィーゴ自体はストレス無く組める素敵なキットなのでお勧めです。
ただ、久々のレジンキットとほぼ初めての展示ベース製作には少々苦戦…。
まだまだ精進が必要ですね…。
2021年5月 RG エヴァンゲリオン試作零号機 DX 陽電子砲セット HJメカニクス09作例
HJメカニクス09のもう一つの作例です。
バンダイのRG エヴァ零号機ですが、DXセットなので陽電子砲も作る事に…。
こちらが私の作例が掲載されている「HJメカニクス 09」。
シンエヴァ劇場版の特集号です。
私はコトブキヤの初号機とバンダイのRG零号機を担当しています。
零号機・仮組(正面)。
RGエヴァシリーズは全体にアレンジされたディテールが追加されていて、
パーツ分割が非常に細かく、ほぼ成型色で色分けが再現されています。
そのお陰で合わせ目消しが必要な箇所が非常に少ない優れたキットです。
零号機・仮組(背面)。
RGエヴァシリーズの特徴の一つが内部フレーム構造。
ガンプラのRG同様、骨組みに装甲を被せる、重厚で密度が高いキットです。
その分、膨大なパーツ数の為、組立に少々時間が掛かりますが…。
陽電子砲・仮組(正面)。
陽電子砲の方はモナカ式の組立キットなので、素組では合わせ目が目立ちます。
陽電子砲・仮組(背面)。
作例としては後ハメ加工や合わせ目消し等の箇所が多いので、零号機本体よりも作り甲斐があるような気がする…。
零号機で合わせ目消しが必要な箇所は肘と下腕部です。
肘関節を後ハメ出来るように下腕部内側のピンを削除しました。
下腕部に付くフィン状パーツは接続部分を加工して後ハメ出来るようにしました。
陽電子砲は合わせ目消しと塗装の利便を考慮して後ハメ加工を行いました。
砲身上下の白いパーツはキットのままだと一体なので上下で分割しました。
基部も黒、白、オレンジの各パーツの接続部分を削って後ハメ加工をしています。
後ハメ加工後に仮組した状態。
写真がないのですが、砲身以外にもキャタピラ部分を後ハメ加工しています。
零号機(改)完成・正面。
全体的にグラデ塗装で仕上げました。
RGエヴァはディテールが細かいのでグラデ塗装映えします。
特に太もも部分のグラデ具合が私のお気に入り箇所です。
塗装レシピは…
黄色:EV-11 エヴァプロトイエローをベースにオレンジでシャドー。
グレー:EV-09 エヴァパープルグレーをベースにエヴァダークグレーでシャドー。
黒:ウイノーブラック+マホガニーをベースにマホガニー+白でハイライト。
白:クールホワイトをベースにニュートラルグレーIIでシャドー。
白、黒、グレーの上からGXクリアバイオレットを薄く吹いています。
黄色の上からはGXクリアオレンジを吹いています。
仕上げはEx-セミグロスクリアー プレミアム(ガイカラー)で半つや消しです。
零号機(改)完成・背面。
内部フレームはグレーとフレームメタリック2で塗り分けています。
両肩のプログレッシブナイフホルダーは開閉可能。
折りたたみ状態のナイフを収納出来ます。
エントリープラグ挿入部も開閉可能。
写真では分かりにくいですがエントリープラグも設定通りに挿入出来ます。
コード部分は針金入りです。
プログレッシブナイフ。
まず銀色を塗装して、付属の刃部分のシールをマスキング替わりに貼ってグレーを吹いて刃の塗分けをしました。
パレットガン。
スリーピース構造で厚み、大きさも良い感じです。
完成した付属品。
零号機の差し替えパーツ。
RG零号機は差し替えで「零号機」と「零号機(改)」を再現出来ます。
零号機・完成(正面)。
陽電子砲と並べる場合はこちらですね。
零号機・完成(横)。
零号機・完成(背面)。
陽電子砲・完成(正面)
設定通りに塗分けつつ、キツメにグラデ塗装を施しました。
塗装レシピは…
グレー:ミディアムブルー+白をベースにニュートラルグレーVでシャドー。
オレンジ:ピュアオレンジをベースにレッドブラウンでシャドー。
※白と黒は零号機と同じです。
陽電子砲は全体的にGXクリアブラウンを吹いています。
陽電子砲と武器の仕上げはGX スーパースムースクリアー(つや消し)です。
陽電子砲・完成(背面)
ちなみにキットには初号機用「G型装備」も付属していますが今回は製作せず。
…という感じのRG エヴァ試作零号機 DXセット HJメカニクス09作例でした。
バンダイのRGエヴァはオリジナルデザインに比べて細部にディテールがかなり追加されているのが特徴ですが、非常にグラデ塗装映えするキットに感じました。
勿論、素組での満足度も高いのは承知ですが、塗装派の人には是非、グラデ塗装やウェザリング等で楽しんでみて欲しいですね!
2021年5月 コトブキヤ 1/400 エヴァンゲリオン 初号機 HJメカニクス09作例
今回は今年話題のシンエヴァ関連の作例です。
しかも、2つ同時進行での製作!(実質的にはアトランジャーの作例製作とも被っていたので3つ同時進行に近い状況でしたが…)
とはいえ、有難い事だなぁ~と感じております。
こちらが私の作例が掲載されている「HJメカニクス 09」。
シンエヴァ劇場版の特集号です。
私はコトブキヤの初号機とバンダイのRG零号機を担当しています。
仮組(正面)。
このキットは目、顎、腕の黒いラインが彩色済みです。
なのでパチ組でも設定に近い配色が再現出来るのが素敵。
仮組(背面)。
コトブキヤの1/400スケールのエヴァシリーズはシン・エヴァ劇中の雰囲気、スタイルを忠実に再現しているのが好印象です。
首(喉)の可動箇所のピンを削除して後ハメ加工。
下腕部に付くフィン状パーツは腕側のピンを削除して後ハメ。
肩のプログレッシブナイフホルダー部分も受け側のピンを削除。
腹部の緑色パーツ背面に付くパーツは受け側を加工して後ハメにしました。
組むとこんな感じです。
残念ながら膝は後ハメ出来ないので、膝関節のみ完成させてから組み込んで、
マスキングして太ももと脛を完成させました。
完成(正面)。
設定通りの配色にしつつグラデ塗装しました。
配色は…
パープル:パープル+ホワイトにマルーンとタンを少々ベースに
EV-03 エヴァナイトパープル(ガイアカラー)でシャドー。
グリーン:EV-02 エヴァグリーン(ガイアカラー)をベースに+白でハイライト。
黒:ウイノーブラック+マホガニーをベースにマホガニー+白でハイライト。
黄色:EV-05 エヴァオレンジイエローをベースにオレンジでシャドー。
グレー:EV-09エヴァパープルグレーをベースにニュートラルグレーVでシャドー。
基本的にガイアカラーのエヴァカラーをベースに使用していますが
今回、エヴァパープルのみ入手出来なかったので調合しました。
完成(背面)。
パープル、黒、グレー系の上からGXクリアバイオレットを吹いています。
黄色系の上からGXクリアオレンジを、グリーンの上からGXクリアグリーンを吹いています。
グリーン系は劇中の発光している表現をイメージした塗装をしています。
仕上げはEx-セミグロスクリアー プレミアム(ガイカラー)で半つや消しです。
付属品。
キットには設定通りのデザインの武器類も付属。
どれも良い出来なのですが、パレットライフルが少し薄っぺらいのが残念…。
口の開閉ギミック。
口の中も見える箇所は赤で塗装しています。
エントリープラグ挿入部の開閉ギミック。
写真では分かりにくいですが、エントリープラグも含め設定通りに塗分けました。
プログレッシブナイフホルダー部分は片方のみ差し替えで再現出来ます。
プログレッシブナイフも設定通りに塗分け。
パレットライフルを構える。
設定通りなのかも知れませんが、パレットライフルが少し小さいような気が…。
最後にHJメカニクス09で担当したもうひとつの作例、RG 零号機と。
…という感じのコトブキヤ エヴァンゲリオン 初号機 HJメカニクス09作例でした。
作例を担当してみての感想は、比較的シンプルなパーツ構成なので組み易く、
素組での完成度も高いので、プラモ初心者の方にもお勧め出来るキットかと。
勿論、塗装派の人にもアニメ設定の再現度を求める方にお勧めですよ!
2021年4月 合体 アトランジャー ホビージャパン作例
月刊ホビージャパン 2021年7月号にて私が作例を担当させて頂いたのは…
アオシマからまさかの復活!「合体 アトランジャー」です。
合体ロボとガルプラのセットという斬新な展開の新・合体シリーズ第1弾です。
今回の作例が掲載されている月刊ホビージャパン 2021年7月号。
巻頭特集は「閃光のハサウェイ」です。
合体アトランジャー作例の掲載ページは170P~173Pですが、
P156・157の見開きページにもご注目!
以前担当させて頂いた霊子戦闘機・無限(神山誠十郎機)が再掲載されています。
今回は「帝国華撃団・花組が全員集結!」という事で他のライターさんが製作された無限達と一緒に掲載して頂いております!是非、ご確認下さいネ!
アトランジャー仮組(正面)。
成型色で色分けが再現されているのは1975年発売の初代アトランジャーと同じ。
勿論、接着剤不要のスナップフィットキットも初代から受け継がれています。
分離、組換、アトリとの合体等、ブロックトイ感覚で遊べてプレイバリュー高め。
アトランジャー仮組(横)。
アトランジャーの特徴を残しつつ現代風にアレンジされたデザインが素敵。
スタイルバランス的にはかなり小顔で、下半身にボリュームがある感じです。
構造的には骨格フレームに装甲を被せる設計になっています。
骨格フレームは今後発売されるであろうシリーズ共通の設計なのかも…。
アトランジャー仮組(背面)。
腕の内側と足の背面に内部フレーム構造を思わせるディテールがあります。
この辺が現代風アレンジの特徴的な箇所ですね。
エポパテで肉抜きを埋めたパーツ。
アトランジャー本体に関しては組換えを考慮してほぼキットのままで組みました。
工作したのは写真の肉抜きを埋めたのと、膝下の装甲パーツの合わせ目消しのみ。
穂鷹アトリ仮組(正面)。
このキットに同梱されているガルプラです。
新・合体シリーズの新たなテーマ=「美少女」なのだそうです。
時代時代の流行をフォーマットに取り入れて進化を続けてきた合体シリーズ。
今の時代に取り入れたのが「美少女」というのは当然の選択だと思います。
穂鷹アトリ仮組(横)。
サイズ的には約1/12(メガミデバイスと同サイズ)ぐらいです。
アトリの関節パーツはすべてPOM素材製なので強度的には安心感があります。
ただ、塗装する場合は注意が必要かと思います。
穂鷹アトリ仮組(背面)。
手足や背中等に組換え遊び用に3mm穴の接続ポイントが設けられています。
写真ではお尻丸出しに見えますが、ふんどし状のモールドが入ってますよ…。
同じサイズのメガミデバイスと比較。
正直、アトリを仮組して気になったのがスタイルバランスです。
メガミデバイスに比べて首と胴体が短く、膝下が長い印象です。
胴体部分の比較。
アトリの方は首が埋まって見えるのと、明らかに腹部が短い…。
足のみ比較。
太もも部分はほぼ同じ長さですが、膝下がかなり長いです。
…という事で、スタイルバランスを弄る事にしました。
膝下の加工。
左が加工前、右が加工後です。
足首の黒いパーツをほぼ削っています。
膝下の黄色いパーツ内側を削って足首の軸が3mmほど奥に入るように加工。
これで膝下が3mmほど短くなります。
首、胴体の加工。
首と胴体のボールジョイントパーツを一旦切り離しそれぞれ、真鍮棒で2mm延長。
延長した個所は、この後瞬間接着パテで補強、成形しています。
今回はタンポ印刷済みの顔パーツのみ3種用意されていました。
そして、このタンポ印刷の出来が非常に素晴らしい!
なので、ウェザリングマスターでチークを入れてハイライトを加えたのみです。
胴体の筒状パーツの延長。
胴体のジョイント軸を2mm延長した為、キットのままだと隙間が空いてしまうので
胸と腹部の間に入る筒状のパーツを2個分使って延長しました。
ちなみに作例用キットの前に編集部様からテストショットを頂いていたので、
そちらからパーツを使わせて頂いております。
穂鷹アトリ完成(正面)。
こちらがスタイルバランスを変更して完成した姿。
スタイルの違和感が無くなったと思うのですがいかがでしょ…?
穂鷹アトリ完成(斜め前)。
肌色以外はいつも通りにグラデ塗装しています。
肌色に関しては関節がPOM素材なので塗装は出来ないと判断しました。
穂鷹アトリ完成(斜め後ろ)。
黄色いパーツはやはり金色に塗装した方が映えると思います。
因みに塗装レシピに関しては紙面の方で詳しく解説しております。
通常顔。
叫び顔。
ウインク顔。
この表情が私のお気に入りです。
それにしても意外というか…アオシマさんのタンポ印刷のレベルが高いのに驚き!
正直見縊っておりました、アオシマさん、ゴメンなさい!
ポージング。
POM素材製の関節パーツのお陰で非常に関節がしっかりしています。
アトリの決めポーズ(?)。
Vサインの手首も付属。
可愛いポーズが良く似合います。
アトランジャー完成(正面)。
アトランジャーはほぼキットのままで組んでグラデ塗装しています。
アトランジャー完成(斜め前)。
ポイントは赤と金色のメタリック塗装。
特に赤い部分は単色ではなく、複数のクリアカラーで変化をつけてみました。
塗装レシピについては紙面の方で詳しく解説しておりますので、
気になる方はぜひ、ホビージャパン2021年7月号をご覧ください。
アトランジャー完成(斜め後ろ)。
アトランジャー完成(背面)。
ポージング。
アトランジャーには握り手、武器持ち手、平手の3種の手首が付属しています。
手首は内側のディテールも細かく造形されていて、作り手のこだわりを感じます。
武器を装備。
剣は「ブロークンカッター」。
初代アトランジャー時のネーミングを踏襲しています。
武器を構える。
頭部分離形態「グランドタイガー」。
初代では戦車に頭部が乗っていたのでこのネーミングだったかと…。
胸部分離形態「マイティバード」。
こちらは初代のスタイルに近いシルエットです。
腕部分離形態「レッドクリッパー」。
こちらも初代に近いスタイルです。
脚部分離形態「ターゲットキャリア」。
初代とはかけ離れたスタイルながら、なぜか合体シリーズっぽさを感じる…。
続いてアトリと合体。
アトリの後頭部はパーツ接続穴の開いたパーツに交換しています。
アトランジャーのパーツは骨格フレーム以外バラバラに出来るので、
アトリと組み合わせればいろいろと組換え遊びが出来て楽しいです。
アトランジャーと穂鷹アトリのツーショット。
テイザービジュアルっぽく。
という感じの合体 アトランジャー ホビージャパン作例でした。
ロボと美少女の両方が楽しめて、プレイバリューも非常に高いキットです。
勿論、素組での満足度も高いのでパチ組で遊びたい方にもお勧めです。
アトリに関しては個人的な好みの問題かも知れませんが…
やはりスタイルバランスが気になってしまいました。
今回の作例のように弄ればかなり良くなると思うのですが…。
(弄る場合は自己責任でお願いします…)
とはいえ、新・合体シリーズの今後の展開には期待しております!
↓ホビージャパン様のYoutube「月刊ホビージャパンch」です。
今回の作例を動画で紹介して頂いておりますので是非ご覧下さいマセ。
↓ホビージャパンウェブ様の記事ページ。
2021年7月 RE/100 1/100 ガンイージ
近所のジョーシンで見つけたので衝動買いしたRE ガンイージ。
合わせ目消しがほぼ必要ないパーツ分割に、文句なしのスタイルバランス。
素組での完成度が非常に高く、買って良かったと素直に思えるキットです。
まだ量販店で売れ残っているのが勿体ない隠れた傑作だと思うんですが…。
そんなガンイージを今回はスジボリの練習を兼ねて組んでみました。
仮組(正面)。
全身にスジボリを追加した状態です。
ガンプラのスジボリ追加は以前HJメカニクス作例のメッサーラで挑戦しています。
その時はスジボリ追加自体初めてで、直線を引くのが精いっぱい…
今後の為にもスキルアップが必要だと実感した次第であります。
仮組(背面)。
スジボリを追加するにあたって気を付けたのは、
・元のスジボリやディテールとの違和感が出ないようにする。
・スジボリが煩くならないように良い塩梅を見極める。
上半身のスジボリ追加箇所は、
頭部左右、肩アーマー、腹部装甲、下腕部、腰アーマー(前、両サイド、後ろ)。
腰アーマー(後ろ)のスジボリ追加にはノギスを使っています。
脚部は膝周りにスジボリを追加しています。
今回、スジボリ追加に使ったシンワ測定のステンレス製ミニノギスです。
任意の幅で固定したノギスの計測部をパーツのフチにあてて、
フチに沿って動かしながら片方の尖った部分で彫れば、
フチに沿った均一の幅でスジボリを追加する事が出来ます。
他のモデラーさんがブログで紹介していたのを真似てみたのですが、
意外と簡単に出来たのでおススメの方法です。
直線にはハイキューパーツさんのスジボリガイド用テープ(右)。
折れ線にはGパーツさんのパネルラインガイド1(左)。
を、それぞれ使用しています。
パネルラインガイド1は折れ線パターンの溝が切ってあるガイドテープです。
初心者向けに開発された商品という事で非常に使いやすいです。
ちなみに工具はハイキューパーツさんのラインスクライバー等を使用。
今回、数少ない加工箇所のひとつ、手首の親指の切り離し加工。
親指の欠けた部分はランナータグから切り出したプラ板を溶着。
ピント合ってませんが…
流し込み接着剤で溶着して、乾燥したら成形加工。
別に市販のプラ板でも良いのですが、ランナータグは厚みが丁度良かったです。
工作箇所はもう一か所あります。
肩アーマー真ん中のスラスターっぽいディテールを切り去って、
コトブキヤMSGのダクトノズルに置き換えました。
キットのままだと合わせ目消しが面倒くさそうだったので。
肉抜きをエポパテで埋めたパーツ。
完成(正面)。
今回はいつものグラデ塗装は封印。
今主流(?)の同系色をパネルラインで色分けする塗装にしました。
完成(斜め前)。
カラーレシピは、
グリーン(薄)=AT-02 ライトグリーン(ガイアカラー)
グリーン(濃)=AT-02 ライトグリーン+026 ライトグリーン(ガイアカラー)
ブルー=AT-04 パープルグレー(ガイアカラー)
グレー=NP001 メカサフ へヴィ(ガイアカラー)
ガンメタ=123 スターブライト ジュラルミン(ガイアカラー)
グリーン(武器)=026 ライトグリーン(ガイアカラー)
トップコート=Ex-セミグロスクリアー プレミアム(ガイアカラー)
今回、サーフェイサーはメカサフ へヴィを初めて使用しました。
メカサフはそのまま「色」として使えるとの事だったのでグレー部分に使用。
色味的にはガイアカラーのニュートラルグレーIVとVの中間ぐらいかな。
完成(横)。
デカールはハイキューパーツさんの1/100 RB01 コーションデカールです。
完成(斜め後ろ)。
後頭部とビームバズーカのセンサー部分は付属のホイルシールを使用。
完成(背面)。
完成(反対側斜め前)。
全体的にガンイージの設定カラーよりも明るめの配色にしてみましたが、
どちらかというとガンブラスターの配色に近い雰囲気になりました。
ガンダムタイプのお顔の中でもかなりカッコ良い部類に入る頭部造形。
カメラアイのクリアパーツの内側にはホイルシールのあまり部分を貼っています。
肩アーマー中央のMSG ダクトノズルに置き換えたパーツ。
お気に入りは背面腰アーマーに追加したスジボリです。
親指を切り離した手首。
細かい拘りですが、やらずにはいられない性分なので…。
手首のみの写真。
腰アーマー裏側。
両サイドの腰アーマー裏側はエポパテで埋めて、スジボリを追加。
両肩のウエポンボックス。
ビームサーベルとミサイルも一応塗装しています。
こちらはMG Vガンダムと同じなので、作りが細かいです。
※センサーの内側にホイルシールの余りを貼っています。
ビームシールド。
プリント済みの稲妻模様が素敵。
ビームバズーカ。
左右モナカの合わせ目部分の大胆な段落ちモールドが潔くて好き。
お陰で合わせ目消しをしなくて済んだ。
RE/100は「MGはパーツが多くて面倒だから苦手」という自分のような人には、
比較的手軽に手が出せて、完成させると満足度も高いので良いなぁ…と思う。
実はRE/100全盛期に全く興味を示さなかった私…
今頃になってあの時買っておけばと後悔しつつ、再販を心待ちに過ごしています。
という感じのRE/100 1/100 ガンイージでした。
最初に書いた通り、素組での完成度が非常に高く、満足度の高いキットです。
今回、スジボリ追加の練習という事でしたが、完成してみての感想は…
写真でアップにしてみるといろいろ粗が見えてしまって…
もっと工作の精度を高めねばと…。
まだまだ精進せねば!ですね。