Blondy51製作記

制作したプラモの記録用。メガミデバイス多めです。

2019年7月 メガミデバイス BULLET KNIGHTS ランサー 「ホビージャパン作例」

 ホビージャパン様での作例製作も今回で4回目。

3ヶ月に1回のペースで担当させて頂いて1年が経とうとしております。

なんか時間が経つのが早いというか密度が濃いなぁと感じる今日この頃。

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  私の作例が掲載された「月刊ホビージャパン2019年10月号」。

(2019年8月24日発売)

巻頭特集は「ガンダムカーニバル2019」。

 100Pの「モビルスーツ大図鑑Vol.1」の付録付きで、ガンダム尽くしな一冊です。

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 今回担当させて頂いたのは「バレットナイツ ランサー」。

前回のランチャーに続いての依頼だったのでちょっとびっくり。

でも密かにランサーのネタも考えていたので嬉しかったです。

写真は素体の仮組状態。

元のデザインが良かったのでボディはそのままで、頭部にSOLのパーツを追加。

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 背面。

ヘッドギア両サイドのパーツを後頭部に付けてケモ耳っぽい感じにしてます。

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 ランチャーの作例では陸戦タイプの自走砲モードにしたのに対して、

今回のランサーは空戦モードにしようと最初から考えていました。

ただ、計算外だったのはランチャーの予備パーツも提供して頂いた事…。

編集部さんの計らい(?)でランサーと一緒に送られて来ました。

…となると当初の計画を少し変更せねば…。

と、いう事でロングランスとロングランチャーを合体させる事に。

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 メチャメチャデカい乗り物になってしまった…。

でも迫力のある作例が出来そうな予感がします。

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 ロングランチャー側にM.S.G.を使ってウイングとブースターを追加。

使用したのは

「へヴィウェポンユニット18 レイジングブースター」

「ヘヴィウェポンユニット22 エグゼニスウイング 」

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 本体の工作。

ホビージャパン誌上でも紹介して頂いていますが、

接着前に関節部分の合わせ目をリューターで処理しました。

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 作業風景はこんな感じです。

この工作の目的は合わせ目の端のズレを均一に整える為です。

ついでに可動時に塗膜が干渉しそうな内側も少し削っています。

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 私はプロクソンのリューターを愛用しています。

プロクソンはパワー調節が出来て、アルミやダイキャストも削れて便利。

プラ加工の際にはパワーを最弱にして削り過ぎないように気を付けています。

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 素体モードのつま先にマジカルガールのヒールパーツを組み合わせてみました。

微妙に形状が違うので内側を削るなどの加工が必要でした。 

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 定番工作となりつつある腰のネオジム磁石加工。

丸形2mm×1mmのネオジム磁石を使っています。

胴体側はダボの部分にピンバイスで2mmの穴を開けてはめ込み瞬着で固定。

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 腰側は前面パーツの軸受け部分を少し削って丸形2mm×1mmを瞬着で仮止め。

この時ネオジム磁石と腰パーツの端が面一になるように調整します。

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 腰パーツを組み合わせてみて付け外しが出来るかチェック。

問題なければ腰側のネオジム磁石を瞬間接着パテで固めて固定。 

私の「腰ネオジム加工」は何度かやっているうちにこの方法に落ち着きました。

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 武装モード頭部。

両サイドにSOLのパーツを付ける為に3mm軸をSOLパーツ側に追加。

3mm軸は抜き差し時に力が加わるので瞬間接着パテで固めました。

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 本来サイドに付いていたパーツはそのまま後頭部のチューブ接続穴に取り付け。

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 頭部の肌色パーツを後ハメ出来るように加工。

髪の毛パーツ両サイドの溝を前方へ切り開いています。

これで塗装が楽になります。

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 肉抜きのパテ埋め。 

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 パイプ状のパーツを切り取り、ハイキューパーツ製メッシュワイヤーに置き換え。

ランチャーの工作と同じく3mmのメッシュワイヤーを使用しました。

この辺りは雰囲気重視なのでお好みで。

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 塗装完了時の頭部パーツ。

今回もタンポ印刷無しの顔パーツだったのでデカールを貼ってお化粧。 

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 素体モード完成。

完成して一番最初にやりたかった「イクラうまし!」ポーズ。

今回も肌色は成形色生かしでシャドー吹き。

カラーリングは2018年に製作した「猫耳のメガミさん」に似た感じになりました。

白=「ニュートラルグレー1」
グレー=「ニュートラルグレー3」
赤=「スカーレット」
シルバー=「スターブライト ジュラルミン
※全てガイアカラーです。

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 背面。

素体モード唯一のカスタム箇所はつま先のハイヒール化。

腕にハイキューパーツ製ラインデカール(グレー)を貼っています。 

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 イクラうまし!顔。

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 横目線顔。

あえてタンポ印刷とは逆向きの目線にしてみました。

こちらの目線もアリかな?

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 ハート目顔。

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 武装モード。

通常の武装モードに組んだ状態です。

ロングランスが長い!

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 武装モード本体。

今回、作例で初めてハイキューパーツ製デカールを使用。

事前に確認したら編集部から使用OKを頂きました。

こそっと「phantom:06」をナンバリングしています。

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 ランサーちゃんの胸パーツの迫力を上から撮影。

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 ロングランス&ロングランチャー装備。

ランサーとランチャー両方の武装を使っているのでこんな組み合わせも出来ます。

武装パーツはあえて同じ配色で塗装しました。

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 この目線のお顔もいい感じだな…。

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 ダブルシールドモード。

こんな組み換え遊びも出来ます。

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 そして、これが大型ライドモード。

仮組ではランチャーの砲身を付けていましたが、

それだとメインのランスが目立たない…という事で製作途中でオミットしました。 

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 背面から。

ブースターのノズル部分を「メカサプライ14 ベクタードスラスターA」に変更。

ベクタードスラスター「大」を2個使用しました。

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別角度。

今回、普段よりかなり早めに作例依頼を頂いたので製作期間は1ヶ月半ほど。

その分過去の作例よりも大掛かりな物を作らせて頂けました。

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 上から寄りで撮影。

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 ロングランチャーとM.S.G.を組み合わせた部分。

違和感が出ないようカラーリングを統一しています。

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 ロングランス部分が長いでしょ。

撮影するのが大変…。

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 ランサーが乗るとこんな感じ。

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 背面から。

写真撮影時、スカートパーツ裏面に緑色のパーツが見えてしまっていますが、

撮影後に筆塗りでスカーレットに修正して納品しています。

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 ランサーちゃんのアップ。

ウキウキ「ハート目」顔がマッチしてる。

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 という感じのBULLET KNIGHTS ランサーでした。

今回は前回担当したランチャーの経験を活かすことが出来たのと、

製作期間を多めに頂いた事でこれだけのボリュームの物を製作出来たかな…と。

個人的には満足度の高い作品が作れた気がします。 

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 こちらは台湾版ホビージャパン2019年10月号。

今年の9月に台湾旅行した際に購入しました。 

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 嬉しい事に自分の作例がちゃんと掲載されていました!

海外版のホビージャパンにも掲載されている事自体嬉しいですが、

それが市販されているタイミングで台湾に行けた事も嬉しかったです。

 

 

月刊ホビージャパン2019年10月号

月刊ホビージャパン2019年10月号

  • 発売日: 2019/08/24
  • メディア: 雑誌
 
メガミデバイス BULLET KNIGHTS ランチャー 全高約345mm 1/1スケール プラモデル