Blondy51製作記

制作したプラモの記録用。メガミデバイス多めです。

2020年6月 HG 1/24 新サクラ大戦 霊子戦闘機・無限(神山誠十郎機)ホビージャパン作例

 久々のホビージャパン作例です。

気付いたら今年初作例、しかも初ロボット系プラモです。

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 私の作例が掲載された「月刊ホビージャパン2020年9月号」。

(2020年7月22日発売)

巻頭特集はRX-78 ガンダム

RX-78-2 ガンダムガンプラのみのオールカラー100ページ別冊付録付きです。

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 仮組・正面。

今回私が担当させて頂いたのはバンダイ製1/24 HG 新サクラ大戦 霊子戦闘機・無限(神山誠十郎機)。

実は作例のご依頼を頂くまで「新サクラ大戦」に関する知識がほぼゼロだった私…。作例を担当するにあたってNetflixでアニメシリーズを視聴しつつ、ゲーム版の情報もググりまくり、製作期間中は通勤のプレイリストに「檄!帝国歌劇団<新章>」を加えてどっぷりと漬かっておりました。

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 背面。

編集部様からは白い部分を「パールホワイト」仕上げにして欲しいとの事。

今までガールズ系プラモメインで作ってきた上にパール仕上げもほぼ未経験…。

そんな私にとってはかなりチャレンジな作例の予感… 

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 工作箇所:1

つま先の裏側と足側面パーツの裏側の肉抜きをポリパテで埋めてます。

完成後にはほとんど目立たない部分ですが、一応念のため。

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  工作箇所:2(右:キットのまま・左:改造)

本キットの特徴である肘、膝関節の伸縮ギミック。

キットのままだと関節パーツの後ハメが出来ません。

そこで、伸縮と後ハメを両立する改造をしました。

waveのPCシリーズ(5mm)とPCプラサポ(5mm)に置き換えています。

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 工作箇所:3(右:キットのまま・左:改造)

膝関節も同じくwaveのPCパーツで改造。

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 コクピット内部の塗装完了。

本体はパール調の光沢 仕上げにする予定ですが、コクピット内はつや消しで統一。

組んだら見えくなる部分も一応塗装してます。

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 コクピット内の神山誠十郎も設定通りに塗装。

ちなみにキットには瞳デカールが付属しています。

滅茶苦茶小さいデカールですが、この瞳デカールの力は大きいです。

私の力量では筆塗でここまで綺麗に瞳を塗れたかどうか…。 

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 コクピット周りのパーツをハメハメ。

コクピットの後ろに付くボディパーツは後ハメ出来るようダボを加工しました。

その方が塗装してからコクピット周りを組めるのでかなり楽です。

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 完成・正面。

白い部分は影部分をニュートラルグレーIIに純色シアンを少し混ぜた色を吹いて、クールホワイト、ホワイトパールの順で吹いています。

金色部分は発色の良いGXレッドゴールドの上からクリアブラウンを吹いてアクセントを付けました。

銀色部分は設定ではグレーだったのですが、全体的に光沢で仕上げると浮いてしまう気がしたのでガイアカラーのダークステンレスシルバーで塗装。

黒っぽい部分はスターブライト アイアンで塗装し、クリアブラックでシャドーを吹いています。

全体的にスーパークリアーIIIを重ね吹きしてトップコートしました。

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 背面。

背面の4本のマフラーは先端部分を薄く削っています。

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 お顔(?)アップ。

このキットをパール塗装で仕上げたい方へのアドバイスとして、

塗装前にコクピットハッチ表面のヒケ処理を入念にする事をお勧めします。

十分にヒケ処理を行わずに塗装すると表面の凸凹が目立っちゃいます。

(私は一度目の塗装後にそれに気付いて表面処理をやり直しました…)

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 コクピットハッチOPEN。

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 納品前に撮影した写真はここまで。

以下は9月に返却されてから撮影した写真です。

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 という感じの霊子戦闘機・無限(神山誠十郎機)ホビージャパン作例でした。

今回、初のロボット作例&パール調光沢仕上げに挑戦しましたが…

製作途中にいろいろと苦戦する箇所や気付いた事がありました。

特にロボット系では避けて通れない「スジボリ」に関してはまだまだだなぁ…と。

今後に向けてスキルアップしなければ…と痛感しております。

 

月刊ホビージャパン2020年9月号

月刊ホビージャパン2020年9月号

  • 発売日: 2020/07/22
  • メディア: 雑誌