Blondy51製作記

制作したプラモの記録用。メガミデバイス多めです。

2020年10月 HG 1/144 PMX-000 メッサーラ HJメカニクス07作例

 今回は初のガンプラ作例を担当させて頂きました。

ガンプラといえばホビージャパンでは「花形」みたいな印象だったので、

まさか、自分に作例依頼が回って来るとは思っていなかったのでビックリ。

なので嬉しい反面、結構プレッシャーも感じた今回の依頼です。

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 写真は私の作例が掲載されたHJメカニクス07(2020年12月3日発売)。

毎号ごとにメカ系プラモの特集を組んでいるホビージャパンMOOKです。

この号の特集はZガンダム劇場版「恋人たち」「星の鼓動は愛」登場機体。

偶然にも作例依頼を頂く直前にZガンダム劇場版三部作を観返していた私。

ノリノリの状態で製作に取り掛かる事が出来てラッキーでした。

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 仮組(MA形態)。

HGメッサーラは2013年発売のキットなので、全体的にディテールが少ない印象。

しかも最近のキットと違い、後ハメを考慮したパーツ分割で無い箇所が多いです。

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 仮組(MS形態)。 

面積の広いパーツはヒケが目立つのと、結構肉抜きされたパーツが多い印象。

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 背面の連装スラスターにディテールがほとんど無いです。

そのままだと間延びしてしまう箇所にはスジボリを追加したいところ。

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 胴体部分の工作。

今回、編集部様から「モノアイの可動化」という命題を頂きました。

色々と考えた挙句、市販のボールジョイントを仕込む事に。

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 頭のモノアイ部分の溝を切り取り、内側にボールジョイントを仕込んでいます。

モノアイはRGザクのパーツを流用しました。

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 メッサーラの頭部は結構小さいので、その中でモノアイを上下左右に動かせるようにするのは至難の業でした。

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 胸パーツの裏側はがらんどうだったので、プラバンで塞いでいます。

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 腕と膝裏の赤いパイプは一体だったのを切り離しています。

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 腕の装甲部分にスジボリを追加。

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 手首は平手の指の間の水かきみたいなモールドを切り離しています。

握り手は親指を切り離して指先の不足分をエポパテで工作しています。

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 クローパーツは裏側の肉抜きをエポパテで埋めています。

クロー根元の裏側は市販のモールドパーツでそれらしく装飾。

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 各部の肉抜きをエポパテ等で埋めています。

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 脚パーツは膝関節の後ハメを考えて分割位置を変更しました。

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 膝下の分割位置も変更。

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 連装スラスターは前後パーツで後ハメ出来るように加工。

全体的にスジボリを追加しています。

あと、ヒケが多い箇所だったのでポリパテで修正を行いました。

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 連装スラスターのフィン状パーツ裏側に市販パーツでディテールを追加。

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 サフ吹き状態仮組。

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 背面。

スジボリを追加した事で間延びしていた箇所に程よい密度が出せたかな…。

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 サフ状態で変形に支障がないかもチェック。

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 完成(正面)。

ほぼ設定通りのカラーリングで全体的にグラデ塗装をしています。

仕上げにEXセミグロスクリアープレミアムを吹いて半つや消しにしました。

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 カラーレシピは

本体パープル=ガイアカラーCB18ラベンダー+AT04パープルグレー

本体ダークブルー=CB16ダークパープル

関節等=072ニュートラルグレーII

バーニア内側レッド=038プライマリーメタリックレッド

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 デカールガンダムデカールやHJモデラーデカール等を使用しています。

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 背面。

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 モノアイ部分アップ。

 モノアイにボールジョイントを仕込んだので上下左右に角度変更できます。

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 モノアイの角度変更が出来るように頭部パーツをネオジム磁石固定にしています。

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 モノアイの角度を変えた状態。

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 クロー展開。

差し替えでクロー部分の開閉を再現できます。

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 ビームサーベルも2本製作。

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 MA形態正面。

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 MA形態だと追加したスジボリが良く映える。

今回、スジボリを追加するに辺り気を付けたのが、

単調にならないようにと、煩くならないように。

丁度良い塩梅を探るのに気を使いました。

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 横から。

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 背面。

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 という感じのHG 1/144 PMX-000 メッサーラでした。

今回は工作箇所が多かったので結構苦労しましたが、スジボリの追加等は自分でも上手く出来たかな…と感じております。 

HJメカニクス07 (ホビージャパンMOOK 1044)

HJメカニクス07 (ホビージャパンMOOK 1044)

  • 発売日: 2020/12/03
  • メディア: ムック