Blondy51製作記

制作したプラモの記録用。メガミデバイス多めです。

2021年4月 合体 アトランジャー ホビージャパン作例

 月刊ホビージャパン 2021年7月号にて私が作例を担当させて頂いたのは…

アオシマからまさかの復活!「合体 アトランジャー」です。

合体ロボとガルプラのセットという斬新な展開の新・合体シリーズ第1弾です。

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 今回の作例が掲載されている月刊ホビージャパン 2021年7月号。

巻頭特集は「閃光のハサウェイ」です。

合体アトランジャー作例の掲載ページは170P~173Pですが、

P156・157の見開きページにもご注目!

以前担当させて頂いた霊子戦闘機・無限(神山誠十郎機)が再掲載されています。

今回は「帝国華撃団花組が全員集結!」という事で他のライターさんが製作された無限達と一緒に掲載して頂いております!是非、ご確認下さいネ!

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 アトランジャー仮組(正面)。

成型色で色分けが再現されているのは1975年発売の初代アトランジャーと同じ。

勿論、接着剤不要のスナップフィットキットも初代から受け継がれています。

分離、組換、アトリとの合体等、ブロックトイ感覚で遊べてプレイバリュー高め。

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 アトランジャー仮組(横)。

アトランジャーの特徴を残しつつ現代風にアレンジされたデザインが素敵。

スタイルバランス的にはかなり小顔で、下半身にボリュームがある感じです。

構造的には骨格フレームに装甲を被せる設計になっています。

骨格フレームは今後発売されるであろうシリーズ共通の設計なのかも…。

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 アトランジャー仮組(背面)。 

腕の内側と足の背面に内部フレーム構造を思わせるディテールがあります。

この辺が現代風アレンジの特徴的な箇所ですね。

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 エポパテで肉抜きを埋めたパーツ。

アトランジャー本体に関しては組換えを考慮してほぼキットのままで組みました。

工作したのは写真の肉抜きを埋めたのと、膝下の装甲パーツの合わせ目消しのみ。

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 穂鷹アトリ仮組(正面)。

このキットに同梱されているガルプラです。

新・合体シリーズの新たなテーマ=「美少女」なのだそうです。

時代時代の流行をフォーマットに取り入れて進化を続けてきた合体シリーズ。

今の時代に取り入れたのが「美少女」というのは当然の選択だと思います。

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  穂鷹アトリ仮組(横)。

サイズ的には約1/12(メガミデバイスと同サイズ)ぐらいです。

アトリの関節パーツはすべてPOM素材製なので強度的には安心感があります。

ただ、塗装する場合は注意が必要かと思います。

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 穂鷹アトリ仮組(背面)。

手足や背中等に組換え遊び用に3mm穴の接続ポイントが設けられています。

写真ではお尻丸出しに見えますが、ふんどし状のモールドが入ってますよ…。 

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 同じサイズのメガミデバイスと比較。

正直、アトリを仮組して気になったのがスタイルバランスです。

メガミデバイスに比べて首と胴体が短く、膝下が長い印象です。

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 胴体部分の比較。

アトリの方は首が埋まって見えるのと、明らかに腹部が短い…。

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 足のみ比較。

太もも部分はほぼ同じ長さですが、膝下がかなり長いです。

…という事で、スタイルバランスを弄る事にしました。

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 膝下の加工。

左が加工前、右が加工後です。

足首の黒いパーツをほぼ削っています。

膝下の黄色いパーツ内側を削って足首の軸が3mmほど奥に入るように加工。

これで膝下が3mmほど短くなります。

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 首、胴体の加工。

首と胴体のボールジョイントパーツを一旦切り離しそれぞれ、真鍮棒で2mm延長。

延長した個所は、この後瞬間接着パテで補強、成形しています。

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 今回はタンポ印刷済みの顔パーツのみ3種用意されていました。

そして、このタンポ印刷の出来が非常に素晴らしい!

なので、ウェザリングマスターでチークを入れてハイライトを加えたのみです。

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 胴体の筒状パーツの延長。

胴体のジョイント軸を2mm延長した為、キットのままだと隙間が空いてしまうので

胸と腹部の間に入る筒状のパーツを2個分使って延長しました。

ちなみに作例用キットの前に編集部様からテストショットを頂いていたので、

そちらからパーツを使わせて頂いております。

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 穂鷹アトリ完成(正面)。 

こちらがスタイルバランスを変更して完成した姿。

スタイルの違和感が無くなったと思うのですがいかがでしょ…?

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 穂鷹アトリ完成(斜め前)。 

肌色以外はいつも通りにグラデ塗装しています。

肌色に関しては関節がPOM素材なので塗装は出来ないと判断しました。

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 穂鷹アトリ完成(斜め後ろ)。  

黄色いパーツはやはり金色に塗装した方が映えると思います。

因みに塗装レシピに関しては紙面の方で詳しく解説しております。

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 通常顔。

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 叫び顔。

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 ウインク顔。

この表情が私のお気に入りです。

それにしても意外というか…アオシマさんのタンポ印刷のレベルが高いのに驚き!

正直見縊っておりました、アオシマさん、ゴメンなさい!

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 ポージング。

POM素材製の関節パーツのお陰で非常に関節がしっかりしています。

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 アトリの決めポーズ(?)。

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Vサインの手首も付属。

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 可愛いポーズが良く似合います。

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 アトランジャー完成(正面)。

アトランジャーはほぼキットのままで組んでグラデ塗装しています。

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 アトランジャー完成(斜め前)。

ポイントは赤と金色のメタリック塗装。

特に赤い部分は単色ではなく、複数のクリアカラーで変化をつけてみました。

塗装レシピについては紙面の方で詳しく解説しておりますので、

気になる方はぜひ、ホビージャパン2021年7月号をご覧ください。

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  アトランジャー完成(斜め後ろ)。

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  アトランジャー完成(背面)。

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 ポージング。

アトランジャーには握り手、武器持ち手、平手の3種の手首が付属しています。

手首は内側のディテールも細かく造形されていて、作り手のこだわりを感じます。

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 武器を装備。

剣は「ブロークンカッター」。

盾は「ミラクディフェンダー」。

初代アトランジャー時のネーミングを踏襲しています。

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 武器を構える。

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 頭部分離形態「グランドタイガー」。

初代では戦車に頭部が乗っていたのでこのネーミングだったかと…。

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 胸部分離形態「マイティバード」。

こちらは初代のスタイルに近いシルエットです。

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 腕部分離形態「レッドクリッパー」。

こちらも初代に近いスタイルです。

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 脚部分離形態「ターゲットキャリア」。

初代とはかけ離れたスタイルながら、なぜか合体シリーズっぽさを感じる…。

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 続いてアトリと合体。
アトリの後頭部はパーツ接続穴の開いたパーツに交換しています。

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 アトランジャーのパーツは骨格フレーム以外バラバラに出来るので、

アトリと組み合わせればいろいろと組換え遊びが出来て楽しいです。

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 アトランジャーと穂鷹アトリのツーショット。

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テイザービジュアルっぽく。

 

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 という感じの合体 アトランジャー ホビージャパン作例でした。

ロボと美少女の両方が楽しめて、プレイバリューも非常に高いキットです。

勿論、素組での満足度も高いのでパチ組で遊びたい方にもお勧めです。

アトリに関しては個人的な好みの問題かも知れませんが…

やはりスタイルバランスが気になってしまいました。

今回の作例のように弄ればかなり良くなると思うのですが…。

(弄る場合は自己責任でお願いします…)

とはいえ、新・合体シリーズの今後の展開には期待しております!

 

ホビージャパン様のYoutube月刊ホビージャパンch」です。

今回の作例を動画で紹介して頂いておりますので是非ご覧下さいマセ。

www.youtube.com

 

ホビージャパンウェブ様の記事ページ。

hjweb.jp