Blondy51製作記

制作したプラモの記録用。メガミデバイス多めです。

2021年5月 RG エヴァンゲリオン試作零号機 DX 陽電子砲セット HJメカニクス09作例

 HJメカニクス09のもう一つの作例です。

バンダイのRG エヴァ零号機ですが、DXセットなので陽電子砲も作る事に…。

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 こちらが私の作例が掲載されている「HJメカニクス 09」。

シンエヴァ劇場版の特集号です。

私はコトブキヤの初号機とバンダイのRG零号機を担当しています。

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 零号機・仮組(正面)。

RGエヴァシリーズは全体にアレンジされたディテールが追加されていて、

パーツ分割が非常に細かく、ほぼ成型色で色分けが再現されています。

そのお陰で合わせ目消しが必要な箇所が非常に少ない優れたキットです。

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 零号機・仮組(背面)。

RGエヴァシリーズの特徴の一つが内部フレーム構造。

ガンプラのRG同様、骨組みに装甲を被せる、重厚で密度が高いキットです。

その分、膨大なパーツ数の為、組立に少々時間が掛かりますが…。

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 陽電子砲・仮組(正面)。

陽電子砲の方はモナカ式の組立キットなので、素組では合わせ目が目立ちます。

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 陽電子砲・仮組(背面)。

作例としては後ハメ加工や合わせ目消し等の箇所が多いので、零号機本体よりも作り甲斐があるような気がする…。

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 零号機で合わせ目消しが必要な箇所は肘と下腕部です。
肘関節を後ハメ出来るように下腕部内側のピンを削除しました。
下腕部に付くフィン状パーツは接続部分を加工して後ハメ出来るようにしました。

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 陽電子砲は合わせ目消しと塗装の利便を考慮して後ハメ加工を行いました。

砲身上下の白いパーツはキットのままだと一体なので上下で分割しました。

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 基部も黒、白、オレンジの各パーツの接続部分を削って後ハメ加工をしています。

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 後ハメ加工後に仮組した状態。

写真がないのですが、砲身以外にもキャタピラ部分を後ハメ加工しています。

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 零号機(改)完成・正面。

全体的にグラデ塗装で仕上げました。

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 RGエヴァはディテールが細かいのでグラデ塗装映えします。

特に太もも部分のグラデ具合が私のお気に入り箇所です。

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 塗装レシピは…

黄色:EV-11 エヴァプロトイエローをベースにオレンジでシャドー。

グレー:EV-09 エヴァパープルグレーをベースにエヴァダークグレーでシャドー。

黒:ウイノーブラック+マホガニーをベースにマホガニー+白でハイライト。

白:クールホワイトをベースにニュートラルグレーIIでシャドー。

白、黒、グレーの上からGXクリアバイオレットを薄く吹いています。

黄色の上からはGXクリアオレンジを吹いています。

仕上げはEx-セミグロスクリアー プレミアム(ガイカラー)で半つや消しです。

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 零号機(改)完成・背面。

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 内部フレームはグレーとフレームメタリック2で塗り分けています。

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 両肩のプログレッシブナイフホルダーは開閉可能。

折りたたみ状態のナイフを収納出来ます。

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 エントリープラグ挿入部も開閉可能。

写真では分かりにくいですがエントリープラグも設定通りに挿入出来ます。

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 アンビリカルケーブル

コード部分は針金入りです。

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 プログレッシブナイフ。

まず銀色を塗装して、付属の刃部分のシールをマスキング替わりに貼ってグレーを吹いて刃の塗分けをしました。

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 パレットガン。

スリーピース構造で厚み、大きさも良い感じです。

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 完成した付属品。

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 零号機の差し替えパーツ。

RG零号機は差し替えで「零号機」と「零号機(改)」を再現出来ます。

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 零号機・完成(正面)。

陽電子砲と並べる場合はこちらですね。

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 零号機・完成(横)。

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 零号機・完成(背面)。

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 陽電子砲・完成(正面)

設定通りに塗分けつつ、キツメにグラデ塗装を施しました。

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 塗装レシピは…

グレー:ミディアムブルー+白をベースにニュートラルグレーVでシャドー。

オレンジ:ピュアオレンジをベースにレッドブラウンでシャドー。

※白と黒は零号機と同じです。

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 陽電子砲は全体的にGXクリアブラウンを吹いています。
陽電子砲と武器の仕上げはGX スーパースムースクリアー(つや消し)です。 

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 陽電子砲・完成(背面)

ちなみにキットには初号機用「G型装備」も付属していますが今回は製作せず。

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…という感じのRG エヴァ試作零号機 DXセット HJメカニクス09作例でした。

バンダイのRGエヴァはオリジナルデザインに比べて細部にディテールがかなり追加されているのが特徴ですが、非常にグラデ塗装映えするキットに感じました。

勿論、素組での満足度も高いのは承知ですが、塗装派の人には是非、グラデ塗装やウェザリング等で楽しんでみて欲しいですね!