Blondy51製作記

制作したプラモの記録用。メガミデバイス多めです。

2023年4月 Figure-rise Standard 仮面ライダー (シン・仮面ライダー)

 今年一番ハマってしまった映画「シン仮面ライダー」。

映画の興奮冷めやらぬ中、フィギュライズスタンダードを簡単仕上げで製作。

 パチ組み(左)とフィギュアーツ(右)を比較。

サイズ的にはフィギュライズスタンダードの方が一回り大きいです。

関節の処理等はフィギュアーツの方が良い印象。

 今回は合わせ目消しなし、成型色+筆塗り追加で仕上げる事に。

 ベルトの塗分けは水性カラーで筆塗り。

スミ入れは水性カラーとアクリル溶剤+マジックリンで。

特にバンダイのプラはエナメルの浸食に弱いのでおススメの方法です。

 ボディの緑色のパーツはクリアグリーンでシャドー吹き。

黒いスーツ部分にはタミヤ ウェザリングマスターでハイライト。

 完成正面。

ブーツとグローブはクリアブラックでシャドーを吹いて、

ウェザリングマスターでドライブラシ。

全体的にガイアカラーの「セミグロスクリアー プレミアム」コート。

 完成斜め正面。

 完成背面。

 ヘルメットの成型色は黒ですが、実物はダークブルーっぽかったので、ネービーブルーで塗装。

アンテナをシャープに削ったのですが、削り過ぎて左のアンテナ折れてます(瞬着で補修)。

 ベルトの塗分け、一部間違ってました…。

 たなびいた状態のマフラーパーツも付属。

 ポージング。

上半身だけの写真だと結構実物に近い雰囲気が出ています。

 全身になるとどうしてもまた関節と膝関節の違和感が気になる…。

 1号のポーズ。

肩関節が引き出せるのでポージング出来るのですが、この角度以外は肩が浮いているので映えません。

 ライダーキックポーズ。

Effect台座が付属するのでこういうポーズで飾る事も出来ます。

 という感じのFigure-rise Standard 仮面ライダー (シン・仮面ライダー)。

パーツ単位では造形が細かく、再現度も高いのですが、やはり関節周りの処理の仕方がちょっと残念かな…と。

今のところ予定は無いみたいですが、第2号や第2+1号は出ないのかな…?

 

2023年1月 コトブキヤ エヴァンゲリオン初号機 with カシウスの槍 ホビージャパン作例

 久々にホビージャパン巻頭特集の作例を担当しました!

 作例が掲載された「月刊ホビージャパン 2023年4月号」。

巻頭特集は「ぜんぶ塗らない!模型づくり」。

チョイ足しで映える表現方法を徹底伝授!

掲載内容は是非、下記リンクからご確認を。

ホビージャパンウェブ様に前後編で掲載されております↓

hjweb.jp

hjweb.jp

 今回は成形色を活かしつつ、緑とオレンジ、赤のみ蛍光カラーで塗装。

という事で、黒と紫のパーツは流し込み接着剤による溶着で合わせ目消し。

 接着面に流し込み接着剤「MrセメントSP」を流し込んだ状態。

わざとはみ出るぐらい接着剤を流して、グニュっと押さえる。

接着剤で溶けたプラがはみ出てくるぐらいが丁度良いです。

これで半日~1日乾燥させる。

 

 乾燥後に神ヤスの#400~#1000で丁寧に磨いた直後。

ほぼ合わせ目が消えています。

ちなみに私は神ヤス研磨にプロクソンのペンサンダーを使っています。

プロクソンを買う場合は電力調節器を一緒に買う事をおススメします。

 

 

 腕のフィン状パーツは紫パーツのダボ穴を切り開いて後ハメ加工。

 背中のグレーパーツも緑パーツの受けを切り開て後ハメ加工。

 本体の蛍光塗装はMrカラーの蛍光色を使いましたが、

口の中や頬の赤いラインはガイアカラーの蛍光エナメルレッドを使用。

スミ入れに使える蛍光カラーなので便利です。

 

 完成正面。

緑、オレンジ、赤の部分は白サフで下地を作ってから蛍光カラーを吹いています。

蛍光カラーは少し透明度が強いので下地の色が透けてしまいます。

 完成斜め正面。

紫色部分は成型色のままですが、GXクリアバイオレットでシャドー吹き。

 完成斜め後ろ。

 完成背面。

このキットで一番合わせ目が目立つ脚ですが、接着剤溶着でほぼ消えています。

 上半身アップ。

今回はシンエヴァ劇場版のイメージでマーキングデカールは使用せず。

 口を開いて咆哮。

 ブラックライトで撮影。

蛍光カラーで塗装した部分のみぼんやり光ってます。

 全身はこんな感じ。

エヴァの野戦時の雰囲気。

 カシウスの槍。

槍も蛍光カラーで塗装しました。

 ブラックライトを当てるとこんな感じ。

私の買ったブラックライトが小さいせいであまり広い範囲を照らせなかった…。

 別アングル。

 ブラックライトを当てて露出を変えて撮影。

 HJメカニクス 09で製作した作例(左)と並べてみました。

HJメカニクス09の方は全塗装仕上げです。

成型色仕上げ+蛍光カラーの方が色味が鮮やかです。

 作例が返却されてから撮影。

 という感じのエヴァンゲリオン初号機 with カシウスの槍でした。

ガルプラを製作する際に肌色パーツは成型色を活かして製作していたので、

今回のような成型色を活かす合わせ目消し等が得意になりつつある私。

成型色を活かす合わせ目消しをマスターすれば模活の時短にも役立ちますよ!

 

 

2022年12月 HG 1/144 デミトレーナー&拡張パーツセット ホビージャパン作例

 リアタイで視聴していた「機動戦士ガンダム 水星の魔女」。

第1期放送真っ只中にデミトレーナーの作例を担当させて頂けてシアワセです!

  作例が掲載された「月刊ホビージャパン 2023年2月号」。

例によって掲載記事はホビージャパンウェブ様にて公開されておりますゼ↓

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 工作完了後仮組正面。

合わせ目消しが必要なく、パチ組みでも十分な完成度の本キット。

工作箇所は肉抜きを埋めたのと、一部ディーテルアップパーツに置き換えた程度。

胸のスラスターをハイキューパーツ製ツインパイプ2に置き換えています。

 工作完了後仮組背面。

写真では分かり辛いですが、背中装甲下側のスラスターをハイキューパーツ製ツインパイプ2に置き換えています。

 脚周り。

気になった箇所は、膝関節と足首関節の肉抜き。

エポパテで埋めて面一に整えました。

 基本武装

付属のサブマシンガンとシールドを装備。

武器類はストレートに組んでいます。

 拡張パーツセット 武装

今回、デミトレーナー用拡張パーツセットも 同時に製作しました。

拡張パーツの武器は一部合わせ目消し、ディテールの彫り直しを行っています。

写真以外にもチュチュ専用機付属と同型のビームライフルも製作しています。

 拡張パーツセット 工具系。

勿論、工具系パーツ、コンバットナイフ、ミサイルランチャーパーツも製作。

拡張パーツセットは組み換えでカスタマイズ出来るのがポイントです。

 肉抜きをエポパテで埋めたパーツ。

各関節パーツと背面装甲の下面の肉抜きを埋めました。

 スカート裏面の工作。

スカート裏面はプラバンで装甲を埋めています。

 脚底の工作。

足底は中央のディテールを残す為、プラバン工作とエポパテを併用。

 平手首を加工した武器用持ち手首。

付属の持ち手首を使っても良かったのですが、

指が一体成型の形状が気に入らなかったので、平手首を切り貼りして製作。

(平手首はチュチュ専用機と拡張パーツセット に付属ています) 

 反対側。

親指の付け根部分はエポパテで造形しています。

 完成正面。

今回は設定通りに仕上げるという事でグラデ塗装は封印。

 完成背面。

今回、微妙にカーキっぽい色合いの緑色を調合するのに少し苦戦しました。

 上半身。

カメラアイのクリアパーツの内側にメタリックシールを貼っています。

ちなみに首関節は少し上に引っ張ると顎を引いた感じに出来ますよ。

 今回、タイトなスケジュールで製作した為、写真をあまり撮れませんでした…。

…という事で、完成写真は是非、誌面かホビージャパンウェブでご覧ください!

という感じのHG 1/144 デミトレーナー&拡張パーツセットでした。

訓練用MSという設定のお手本のようなデザインが素敵なデミトレーナー。

劇中でも様々なバリエーションが存在するように、自分好みにカスタマイズしてみても楽しいんじゃないかと思いますよ!

 

 

 

2022年8月 コトブキヤ 島田フミカネ ART WORKS アルシア ホビージャパン作例

 実はヘキサギアLOZに続いて連続で作例を担当していました。

個人的には予約開始時に予約できなかったプラモだったので、有難いお仕事!

 作例が掲載された「月刊ホビージャパン 2022年12月号」。

例によって掲載記事はホビージャパンウェブ様にて公開されております↓

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 仮組正面。

島田フミカネ先生の画集「島田フミカネ ART WORKS II」表紙の女の子です。

コトブキヤフレームアームズガール基準のプラモで立体化という事で、

造形も可動も安定の完成度です。

 仮組背面。

腰のスカートアーマー背面にバックパックが付いています。

 工作箇所。

袖パーツはダボを切り取り後ハメ接着出来るように組んでいます。

 パンツ部分も塗装の利便を考えて後ハメ加工。

 髪パーツとメカ腕パーツの合わせ目消しはMr・セメントSPで同色ランナーを溶かした物を溶着しました。

 

 

 髪パーツの成形後。

ほぼ合わせ目が消えています。

 肌色パーツは成型色を活かして仕上げるので瞬間カラーパテ(肌色)で接着。

 

 

 肉抜きをエポパテで埋めた箇所。

実は1か所だけ埋めてはいけない部分まで埋めてしまっています…。

写真一番下のパーツ(F10)は間違って接続用溝まで埋めてしまった…。

 

 

 お顔は瞳デカールを使用し、口の中を筆塗。

写真はその上から光沢クリアでトップコートをした状態。

 デカールの段差を磨いてからつや消しクリアでコート。

チークとハイライトを入れてもう一度つや消しクリアでコートして完成。

 ボディの塗装完了後。

非常に立体的に造形されたお腹周りは成型色を活かしつつ、シャドーフレッシュを吹いて、タミヤウェザリングマスターで影色を強調しています。

 こちらは一緒に製作した追加武装の仮組。

今回担当さんから頂いた命題は「島田フミカネ ART WORKS」表紙イラストっぽいメカも一緒に製作する事!

コトブキヤさんのプラモパーツ流用でそれっぽい物を…と試行錯誤。

結果、アルシア本体よりも手間の掛かる大きさの追加武装になりました。

 追加武装仮組背面。

MSG、ギガンティックアームズ、メガミデバイスのパーツを組み合わせています。

一部パーツを切り詰めたり、接着した個所がありますが、ほぼ3mm接続を駆使して組換えで組んでいます。

 銃器関係の仮組。

マシンガンはイラストのイメージに合わせる為に銃身をカット。

 脚部膝下の部分はメガミデバイス バレットナイツから流用。

 つま先パーツを取り付ける為にバレットナイツパーツ側を加工しました。

 アルシアを乗せて仮組最終チェック。

アルシアがフレームアームズガールサイズだったお陰でギガンティックアームズのコクピット周りをベースに製作出来て良かったです。

 アルシア完成正面。

全体的にグラデ塗装をしています。

肌と髪、メカ部分は艶消し、それ以外はセミグロス仕上げです。

 アルシア完成横。

 アルシア完成斜め。

 アルシア完成背面。

 正面微笑顔。

今回は瞳デカールの位置決めにかなり気を配りました。

アルシアの場合少し前髪が瞳に掛かるぐらいの位置がベストなような気がします。

 正面笑顔。

アルシアのお顔で私の一番のお気に入り。

 通常右向き顔。

この表情は表紙イラストの再現に不可欠ですね。

 なんかカッコいいマスク。

 防塵マスク(?)

 バックパック

 両腕をメカ腕に換装。

 両腕を袖付きに換装。

 スカートアーマーなしの背面。

 アルシアの隠れおススメポイント!

お尻の造形が気合入り過ぎでしょ!

 剣が付属。

 剣は鞘に納刀出来ます。

 銃も付属。

 この銃のデザイン、大好きです。

 アルシアと付属品全て。

オプションパーツが至れり尽くせりなのもおススメポイント。

 追加武装完成正面側。

追加武装は表紙イラストのイメージでメッサーシュミット風の迷彩塗装。

 追加武装完成正面側(逆サイド)。

最終的に大砲の砲身を短くしました。

こっちの方がバランスが良い気がします。

 追加武装完成背面側。

 脚部のつま先パーツは開閉出来るので自立も可能。

 アルシアを乗せるとこんな感じ。

表紙イラストの雰囲気が出せてますか…?

 両腕でハンドルを握るとこんな感じ。

 実はほぼ初めての迷彩塗装です。

なんとなく上手くいったのかな…と思います。

 という感じのコトブキヤ アルシア ホビージャパン作例でした。

アルシアはミリタリーテイストのデザインがかなり良いです。

コトブキヤさんの気合いを感じるお腹とお尻の造形も素敵です。

そして、久々に作例で大掛かりなミキシングが出来て楽しかった!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022年7月 コトブキヤ ヘキサギア エルオーズィー(ロードオブゾアテックス)&ガバナー アーマータイプ:ポーンX1 ホビージャパン作例

 今年の夏に製作した作例です。

今回初めてヘキサギアの作例を担当させて頂きました。

 作例が掲載された「月刊ホビージャパン 2022年11月号」。

掲載記事は現在ホビージャパンウェブ様にて公開中です。

無料で丸々掲載記事が読めますので製作工程についてはこちらへ↓

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 LOZ仮組。

成型色で色分けがほぼ再現されています。

素組みに差し色を筆塗りで完成させても満足度が高いキットです。

 LOZ仮組背面。

ヘキサギアはABSパーツが多いので下手に塗装しない方が安心して組換え遊びを楽しめるキットだと思います…が、作例ですので今回は全塗装で仕上げています。

 エポパテで肉抜きを埋めたパーツ。

正直、完成したらほとんど目立たない箇所なのですが、一応念のために…。

 

 

 黒サフを吹いた状態で仮組。

今回は全体的に黒立ち上げのグラデ塗装を予定していたので黒サフを使用。

 

 

 

 黒サフを吹いた状態で仮組背面。

 一緒に製作しているガバナー アーマータイプ:ポーンX1 と。

LOZはストレート組み、設定通りのカラーリングでとの指定を頂いたのですが、

ガバナーは改造OK、カラーリングも自由にやって良いとのお許しを頂いたので

ガバナーウェポンズを使って重武装化しております。

 ガバナー アーマータイプ:ポーンX1黒サフ正面。

頭部はパンプアップ・エクスパンダーの頭部パーツを流用して改造。

ガバナーウェポンズはコンバットアソート01と02の両方を使用。

組み合わせる事で背中にプラズマキャノンを装備出来ます。

 ガバナー アーマータイプ:ポーンX1黒サフ背面。

プラズマキャノンと大型レーザーライフルを装備。

他にプラズマソードとハンドガンも製作しています。

 LOZ完成正面。

グラデ塗装&ウェザリングで仕上げています。

 LOZ完成斜め。

各部の動力パイプ状のディテールをカッパーで塗装して差し色を追加。

 LOZ完成横。

 LOZ完成背面。

尻尾や手足のフレーム部分は全て合わせ目消しをしています。

 お顔。

目と口の中のクリアパーツ内側にミラーシートを貼り込んでいます。

 

 

 シールドパーツを取り付けた状態。

シールドパーツはクリアオレンジで薄っすらとグラデ塗装。

 別アングル。

 頭部が二種類付属。

大小二種類の頭部が付属しているのでお好みで差し替え出来ます。

 小顔ヘッドに換装した状態。

 小顔ヘッドも口の開閉が可能で、目と口の中はクリアパーツ。

 ガバナー アーマータイプ:ポーンX1完成正面。

重厚感が出るようガンメタとダークグレーで塗装しました。

 ガバナー アーマータイプ:ポーンX1完成斜め。

武器は設定カラーを参考にガンメタ、シルバー、カッパーで塗分け。

 ガバナー アーマータイプ:ポーンX1完成背面。

  ポーンX1と今回製作した武器全部。

LOZと同じくグラデ塗装&ウェザリングで仕上げています。

 過剰武装気味なポーンX1。

頭部を改造したせいでほとんど首が横に回りません…。

 プラズマソードとハンドガンは接近戦用装備。

ガバナーウェポンズはデザインが良いので他のガバナーに合わせるのもお勧め。

 LOZにポーンX1搭乗。

 バックパックがシートに干渉してしまうので搭乗時は外しています。

 という感じのヘキサギア エルオーズィー&ガバナー:ポーンX1でした。

ヘキサギアは可動箇所が多く、ポージングや組換えの自由度が広いのが素晴らしいキットなのですが、その分パーツ数が多く、今回全塗装が結構大変でした…。

でも、頑張った分の達成感も大きかったので作例を担当出来てホント良かった。

 

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千値練 シャンゼリオン アクションフィギュア

 基本的に自分が作ったプラモの製作記を綴るブログなのですが…

あまりにも素敵な完成品フィギュアなので、

今回は番外編としてフィギュアレビューをさせて頂きます。

(昔々私はフィギュアレビューブログをしておりました)

 「千値練 シャンゼリオン アクションフィギュア」です。

1996年に放送された特撮作品「超光戦士シャンゼリオン」。

私の中で一番好きなTV特撮作品です。

透明ボディの中にメカのディテールが見える斬新なデザイン。

それが変身サイボーグを彷彿とさせて最高にカッコ良い主人公。

更に当時の特撮番組としては異例尽くしの展開と最終回の神作品。

(書き出すとキリがないので割愛…)

とにかく未見の方はDVDかアマプラで観て下さい。

バンダイのアンケートで商品化希望に毎回シャンゼリオンと回答していた私。

まさかの千値練からの発売決定に驚きつつも歓喜した次第です。

全身正面。

デザイン画のポーズに合わせてポージングしてみました。

ちなみにシャンゼリオンのデザインは篠原保さんです。

そして、篠原さんは後に変身サイボーグ99のデザインを担当されています。

 全身横。

このフィギュア、1/12スケール(15㎝)ぐらいの大きさなんですが、

小さいフィギュアと思えないぐらいのディテールとスタイルバランス。

全身、背面。

当時セガから発売されたフィギュアでは忠実に再現されていなかった背面もクリアパーツを使って再現されています。

 各部のクリアパーツは裏側にもディテールが施されている凝りよう。

更にその下にメタリックカラーで塗装されたメカパーツが。

実際の撮影用スーツの多重構造まで再現していて凄い!

 頭部や胸の内部メカは偏光メッキ仕様!

光の当たり具合でパープルからグリーンに変わるそうです。

あと、バイザーの中の目も再現されているのがマニア泣かせ!

 放映当時セガから発売されたアクションフィギュア(右)と。

当時のフィギュアはバイザーの中の目が再現されていませんでした。

スタイルは全然違いますが、全長がほぼ同じなのは「敢えて」なのかな?

 オープニングのポーズ再現。

可動範囲は現在のアクションフィギュア基準をクリアしている印象です。

首の二重関節、肩のスイング機構やつま先可動等死角なしの可動箇所。

 「俺って、やっぱり決まり過ぎだぜ!」

ダークザイド(敵)を倒した後のお決まりポーズ。

手首も平手、握りて、各武器用以外にこの決めポーズ用まで付属。

「千値練って、やっぱり至れり尽くせりだぜ!」

 劇中、シャンゼリオンは胸のシャンディスクに手を当てて武器を実体化させます。

 シャイニングブレード。

劇中一番使用頻度の高かった武器です。

 オープニングをイメージしたポーズ。

シャイニングブレードの刀身がクリアなのはオープニングのイメージ。

 劇中で頻繁に登場するのは刀身が金色のシャイニングブレード。

シャイニングブレードの刀身は差し替え式で2種再現出来ます。

「一振り!」

 「横一閃!」

 ガンレイザー。

シャンゼリオンの専用銃。

毎回使う時にシングルCD状のディスクを装填する面倒くさい武器。

しかも銃身上部のクリア部分の中でピストンが前後する仕組み。

(さすがにフィギュアではその辺は再現していませんよ)

 武器がどれもシャンゼリオン本体に比べて垢抜けしないと当時から思ってたけど

変身アイテムのシャンバイザー含め、セガ側がデザインしたからなのかな…?

 シャイニングクロー。

意外と武器が豊富なシャンゼリオン

シャイニングクローもディスクを装填する設定の武器でした。 

 ちなみにシャイニングクローは「かぎ爪」以外に「光弾」発射も出来る武器です。

 スクラムブレイザー。

シャイニングブレードとガンレイザーを合体させた武器。

専用の接続パーツに差し替える事で再現出来ます。

 見た目は必殺武器っぽいですが、常用武器のひとつです。

シャンゼリオンの必殺技は胸のディスクからCGのシャンゼリオンを発射する

「シャイニングアタック」です。

 戦闘シーンを再現。

 ちなみに敵役はハズブロパワーレンジャー怪人(VARGOYLE)。

パワーレンジャー版ゴーバスターズに出て来た怪人です。

千値練のシャンゼリオンハズブロのフィギュアも6インチサイズ同士。

「速水!シャイニングブレードだぁ!…んっ!?」

 「サバじゃねぇー!!」

第33話「サバじゃねえ!2」を再現してみました。

シャンゼリオンではお馴染みの「サバじゃねえ」ネタを再現するためだけに

結構リアルなサバフィギュアが付属しています。

 う~ん!カッコ良い!

今日はあいにくの曇り空だったけど、晴れた日に自然光でも撮影したいですね。

 という感じの千値練 シャンゼリオン アクションフィギュアのレビューでした。

今後これ以上のクオリティのシャンゼリオンフィギュアは発売されないのでは…

多分ですが。

そう思えるぐらい完成度が高くて大満足のフィギュアです。

という事で番外編でした。

基本的にはプラモの製作記ブログを続けていきますので!

 

■追記

 当時物のリクシンキに乗せて撮影しました。

 当時物のフィギュアとほぼ同サイズなので、リクシンキとの相性もバッチリ。

ですが、関節の都合でステップにキチンと両足を乗せるのが微妙に難しい…。

 片足を地面に付けるポーズは決まります。

ちなみにこのリクシンキは最近中古で入手した物。

当時持っていた超光騎士3体は引越のタイミングで処分してしまいました…。

 念願の自然光撮影も出来て大満足!

 

 

2022年8月 HG 1/144 ガンダムルブリス

 怒涛の8月趣味プラ攻勢もラスト!

久々にガンプラを完成させました。

 ガンダムルブリス仮組・正面

水星の魔女前日譚「PROLOGUE」に登場するガンダムです。

「PROLOGUE」を視聴したのですが、ガンダム攻殻っぽい印象でした。

正直ルブリスの活躍が少なめだったのが勿体ない気もしましたが…

本編ではどうなるのか楽しみにしておこうと思います。

 ガンダムルブリス仮組・背面。

プラモの方は非常に計算されたパーツ分割のお陰で、

合わせ目消しなしで仕上げられるのが素晴らしいです。

…という事で、表面処理以外の工作はせずに簡単工作で仕上げる事にしました。

 完成・正面。

今回は途中写真なしです。

設定通りのカラーリングを元に自分なりのアレンジを加えた塗装で仕上げました。

全体的にグラデ塗装、つや消しトップコートで仕上げています。

 完成・斜め前。

キットには付属しない平手はビルダーズパーツ MSハンドを使用しています。

 完成・斜め後ろ。

設定ではグレーの部分はスターブライト ジュラルミンをベースに塗装。

クリアブラックやクリアバイオレットで色味に変化を付けています。

 完成・背面。

 完成・斜め後ろ。

このキットは他のガンプラでよくあるパーツの肉抜きが、そのままモールドとして解釈出来るようデザインされている所が優れていると思います。

 完成・斜め前。

設定の色分けよりも密度を高める為に各部にガンメタの塗分けを追加しています。

 お顔周り。

カメラアイを含むグリーンの部分はシルバーの上からクリアグリーンで塗装。

 レシーバーガン。

単体では正直不格好な印象のライフル。

ちなみに銃の握り手もビルダーズパーツです。

 シールドを装備。

分離可能な構造のシールドはかなり大きめです。 

 ポージング。

可動範囲を確保し易く設計されたデザイン。

最近のガンプラ基準の可動箇所なのでポージングの幅も広がります。

 シールドを7つのビットステイヴに分離して装着。

ガンダムルブリスの特徴的な装備です。

ビットステイヴを装着すると不格好だったライフルが格好良くなる。

 宇宙空間での戦闘シーンが印象的なので。

スタンド必須のポージングが似合います。

 ビットステイヴを装着したバックパック

 足底も塗装しておいて良かった…。

 女性っぽいスタイルのガンダムルブリス。

水星の魔女主人公機ガンダムエアリアルの試作原型機って事なのかな…?

素直にデザインがカッコいいので本編での登場を期待したいところです。 

 …という感じのHG 1/144 ガンダムルブリスでした。

今回、接着、合わせ目消し、肉抜きを埋めるといった工作を一切しませんでした。

工作はスジボリの彫り直しと表面を整えた程度です。

それで十分な仕上がりを得られるというは優秀なキットだと感じます。

プラモ工作のストレスが軽減されるキットは有難いし、素晴らしい!