2022年8月 コトブキヤ 島田フミカネ ART WORKS アルシア ホビージャパン作例
実はヘキサギアLOZに続いて連続で作例を担当していました。
個人的には予約開始時に予約できなかったプラモだったので、有難いお仕事!
作例が掲載された「月刊ホビージャパン 2022年12月号」。
例によって掲載記事はホビージャパンウェブ様にて公開されております↓
仮組正面。
島田フミカネ先生の画集「島田フミカネ ART WORKS II」表紙の女の子です。
コトブキヤがフレームアームズガール基準のプラモで立体化という事で、
造形も可動も安定の完成度です。
仮組背面。
腰のスカートアーマー背面にバックパックが付いています。
工作箇所。
袖パーツはダボを切り取り後ハメ接着出来るように組んでいます。
パンツ部分も塗装の利便を考えて後ハメ加工。
髪パーツとメカ腕パーツの合わせ目消しはMr・セメントSPで同色ランナーを溶かした物を溶着しました。
髪パーツの成形後。
ほぼ合わせ目が消えています。
肌色パーツは成型色を活かして仕上げるので瞬間カラーパテ(肌色)で接着。
肉抜きをエポパテで埋めた箇所。
実は1か所だけ埋めてはいけない部分まで埋めてしまっています…。
写真一番下のパーツ(F10)は間違って接続用溝まで埋めてしまった…。
お顔は瞳デカールを使用し、口の中を筆塗。
写真はその上から光沢クリアでトップコートをした状態。
デカールの段差を磨いてからつや消しクリアでコート。
チークとハイライトを入れてもう一度つや消しクリアでコートして完成。
ボディの塗装完了後。
非常に立体的に造形されたお腹周りは成型色を活かしつつ、シャドーフレッシュを吹いて、タミヤのウェザリングマスターで影色を強調しています。
こちらは一緒に製作した追加武装の仮組。
今回担当さんから頂いた命題は「島田フミカネ ART WORKS」表紙イラストっぽいメカも一緒に製作する事!
コトブキヤさんのプラモパーツ流用でそれっぽい物を…と試行錯誤。
結果、アルシア本体よりも手間の掛かる大きさの追加武装になりました。
追加武装仮組背面。
MSG、ギガンティックアームズ、メガミデバイスのパーツを組み合わせています。
一部パーツを切り詰めたり、接着した個所がありますが、ほぼ3mm接続を駆使して組換えで組んでいます。
銃器関係の仮組。
マシンガンはイラストのイメージに合わせる為に銃身をカット。
脚部膝下の部分はメガミデバイス バレットナイツから流用。
つま先パーツを取り付ける為にバレットナイツパーツ側を加工しました。
アルシアを乗せて仮組最終チェック。
アルシアがフレームアームズガールサイズだったお陰でギガンティックアームズのコクピット周りをベースに製作出来て良かったです。
アルシア完成正面。
全体的にグラデ塗装をしています。
アルシア完成横。
アルシア完成斜め。
アルシア完成背面。
正面微笑顔。
今回は瞳デカールの位置決めにかなり気を配りました。
アルシアの場合少し前髪が瞳に掛かるぐらいの位置がベストなような気がします。
正面笑顔。
アルシアのお顔で私の一番のお気に入り。
通常右向き顔。
この表情は表紙イラストの再現に不可欠ですね。
なんかカッコいいマスク。
防塵マスク(?)
両腕をメカ腕に換装。
両腕を袖付きに換装。
スカートアーマーなしの背面。
アルシアの隠れおススメポイント!
お尻の造形が気合入り過ぎでしょ!
剣が付属。
剣は鞘に納刀出来ます。
銃も付属。
この銃のデザイン、大好きです。
アルシアと付属品全て。
オプションパーツが至れり尽くせりなのもおススメポイント。
追加武装完成正面側。
追加武装は表紙イラストのイメージでメッサーシュミット風の迷彩塗装。
追加武装完成正面側(逆サイド)。
最終的に大砲の砲身を短くしました。
こっちの方がバランスが良い気がします。
追加武装完成背面側。
脚部のつま先パーツは開閉出来るので自立も可能。
アルシアを乗せるとこんな感じ。
表紙イラストの雰囲気が出せてますか…?
両腕でハンドルを握るとこんな感じ。
実はほぼ初めての迷彩塗装です。
なんとなく上手くいったのかな…と思います。
という感じのコトブキヤ アルシア ホビージャパン作例でした。
アルシアはミリタリーテイストのデザインがかなり良いです。
コトブキヤさんの気合いを感じるお腹とお尻の造形も素敵です。
そして、久々に作例で大掛かりなミキシングが出来て楽しかった!