Blondy51製作記

制作したプラモの記録用。メガミデバイス多めです。

2021年6月 今年の干支「丑」モチーフのメガミデバイス

 お年賀ツイート用に干支をモチーフにメガミデバイスを作ってみようかな…

という感じで昨年末から弄り始めたんですが…

結局完成したのは今年の6月…間に合わなかった…。

今年の干支「丑」モチーフのメガミデバイスです。

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 仮組A(2020年12月)。

ベースのメガミデバイスはSOL ロードランナーです。

牛っぽいヘキサ・ギア「デモリッション・ブルート」を使ってミキシング。

パワフルなシルエットになったけど、脚がシャープ過ぎて違和感あり…

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 仮組B。

脚部分を吾妻 楓の武装モード用ギアに変更。

更にデモリッション・ブルートの装甲をペタペタ…。

仮組Aよりは統一感が出た印象。

ですが、今一つ納得出来ずに暫く放置…。

結局、お年賀には間に合わず…。

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 仮組C(2021年3月)。

ホビージャパンの作例製作の為に一旦作業を中断。

3月頃に再開したんですが、思い切ってシンプルなスタイルに変更。

今更ですが、自分はゴテゴテしたミキシングは苦手なのかも知れません…。

頭部の装飾を変更して、メガミデバイスMSG ボトムスセットで近代化改修。

腕はWISMのグラップルからそのまま流用する事に。

結局デモリッション・ブルートのパーツはほとんど使わなかった…。

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 仮組D。

エーデルワイスから流用したパーツで装飾を追加しています。

最終的にこのスタイルに決定(胸パーツ以外)。

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 頭部の工作。

ロードランナー用ヘッドギア(ラプター付属の物)をベースに製作。

額正面に追加したのはフレームアームズ・ガール アーキテクトのパーツ 。

チンガードはWISMから流用。

その左右にMSG カスタマイズヘッドCに付属のパーツを加工して接着しています。

牛の角は「メガミデバイス 改造パーツセット10」に付属の物です。

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写真の頭部に付いているグレーのパーツはMSG プラユニット 角モールド II。

アーキテクトのパーツに変えた為に出来る隙間を埋める為に付けています。

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 腰回りのネオジム工作。

今回、いつも使っている直径2mm×高さ1mmの丸形ネオジム磁石が在庫切れ…。

仕方なく手元にあった直径2.5mm×高さ1.5mmの物を使いました。

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 パンツ側は問題なく組み込めるのですが、胴体側に問題が…

0.5mmの厚み分内側に出っ張ってしまいます…。

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 そのままでは写真の内部関節パーツが入らないので、白いパーツの両サイドを面一になるように削って対処。

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 パンツ側のネオジム磁石は瞬間接着パテで固定しています。

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 一応組む事が出来ました。

でも、腰のネオジム工作には直径2mm×高さ1mmの丸形がベストだと思います。

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 塗装途中(2021年6月)。

実は2021年3月の時点で工作が全て完了していたのですが、

再びホビージャパンの作例製作のお仕事が入り、6月まで中断しました。

写真は顔、頭部等のクリアコート直後。

クリアコートにはMr.カラーGX スーパークリアーIIIを使用しています。

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 こちらは本体の塗装途中。

ちなみにボディはグリーン→黒→白の順番で色を吹いています。

写真は最初にグリーンを吹いた直後。

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 クリアトップコートが終了した状態で組んだ頭部。

この時点で塗装のはみだし等をチェックして、見つけたらリタッチ。

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 同じくクリアトップコートが終了した状態で組んだ足。

この後、墨入れ、デカール貼りをして再度クリアトップコート

最後にガイアカラーのEx-セミグロスクリアープレミアムで半ツヤ仕上げ。

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 お顔はいつも通りタンポ印刷を消して、塗装後に瞳デカールを貼っています。

ちなみに今回はMr.カラー LASCIVUSのホワイトピーチをベースの肌色に使用。

シャドーはガイアカラーのシャドーフレッシュを使い、オーバーコートにはMr.カラー LASCIVUSのクリアーペールオレンジを使いました。 

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 全パーツの塗装完了。

最終組み立て直前の画像です。

デカールはハイキューパーツ製を使用しています。

髪と肌色部分はつや消し仕上げ、それ以外の部分はセミグロス仕上げです。

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 完成本体(正面)。

丑年なので「牛」をイメージした白黒で色分けしました。

あえて胸とお腹を肌色にする事で牛っぽさを強調出来た…かな?

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 完成本体(斜め前)。

腕、足元に付けた牽引フック的なパーツのみデモリッション・ブルートから流用。

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 完成本体(背面)。

実は首の下の肌色部分は元々白色で作っていたのですが、

組立てる時に首関節がグラグラになってしまったので急遽作り直したパーツ。

(なので、ここだけ合わせ目消しをしていません…)

結果的に作り直し時に思いつきで肌色にしたのが良い感じに。

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 完成本体(斜め後ろ)。

背中とメガミMSGボトムスセットの足部分にスジボリを追加。

牛の白黒模様をイメージした色分け箇所を増やしました。

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 完成本体(横)。

ここで塗装レシピ。

白=ニュートラルグレー4(影)・クールホワイト(ハイライト)

黒=黒+マホガニー(影)・マホガニー+白(ハイライト)

※白と黒はGXクリアバイオレットでオーバーコート。

ガンメタ=スターブライト ジュラルミンにGXクリアブラックでシャドー。

※ガンメタ部分はGXクリアブラウンでオーバーコート。

緑=ビリジアングリーン(影)・エヴァグリーン(ハイライト)

※緑はGXクリアグリーンでオーバーコート。

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 通常顔1。

前髪はChaos & Pretty ウィッチからの移植です。

SOL ロードランナーの顔って、実は普通の肌色が似合うんですよ。

※以前作ったメガミデバイスでも肌色で塗装しました。

blondy51.hateblo.jp

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 通常顔2。

キリッとした笑顔もいいですが、こちらの表情も可愛くて好き。

ちなみに首輪のパーツは改造パーツセット07に付属の物です。

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 ニヤリ顔。

この顔はまるで別人…って感じがしますが、実は使い勝手が良い表情。

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 武器は朱羅 忍者付属の忍者刀。

このキャラに似合うのはゴツイ武器でしょ!という事でチョイス。

右手のみ武器用持ち手を製作しました。

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 腰に装着するアーマーユニットは単体でドローン形態に変形できます。

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 ドローンアーム(正面)。

実は元々予定に無かったドローン形態。

組み立ててフライングベースに乗せてみた時に思いつきました。

なので中央先端のパーツは急遽、吾妻 楓付属のパーツを使い製作しました。

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 ドローンアーム(斜め横)。

本体装着時に左腰に来る箇所に忍者刀がマウントされています。

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 ドローンアーム(背面)。

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 ドローンアーム(斜め後ろ)。

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 フル武装(正面)。

ドローンアームを腰に装着した状態です。

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 フル武装(斜め前)。

腰のアーマー部分はランチャー HELL BLAZEのパーツにMSG エクスアーマーのパーツを組み合わせています。

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 フル武装(斜め後ろ)。

後ろの剣状のパーツは尻尾です。

その左右に付いているのは大容量バッテリーパックという設定。

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 フル武装(背面)。

尻尾はエーデルワイスとChaos & Pretty ウィッチ付属のパーツ。

大容量バッテリーパックはWISM スナイパー用武器のパーツ。

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 フル武装(斜め後ろ俯瞰気味)。

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 フル武装(斜め前俯瞰気味)。

今回のメガミのキャッチフレーズは「パワフル且つスマート」…かな?

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 以下、ポージングキャラリー。

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 私が一番好きなのがこのアングル。

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 ニヤリ顔でのポージングは何故か不穏な雰囲気が漂う…。

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 腰のアーマーは広げるとフライトユニットとしても使える…のか?

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 おとぼけ顔でのポージングも楽しい。

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 今回はカッコよさ:可愛さ:エロさの比率が5:3:2ってとこでしょうか。

自己採点ですが、まあまあバランス良い感じに出来たかなぁ…と。

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 という感じの今年の干支「丑」モチーフのメガミデバイスでした。

気が付いたら今年最初のメガミデバイスです、6月だというのに…。

去年は6月の時点でメガミデバイスだけで4体作っていました。

今年は有難いことにホビージャパンの作例のお仕事を続けて頂いたので…

前半は趣味プラに充てる時間が少なかった…。

という言い訳をしつつも、まだまだメガミデバイスを作りたい!

なので、既に次のネタを仕込み中だったりします!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年1月 HG 1/144 ガンダムTR-1ヘイズル・アウスラ 次世代量産機(実戦配備カラー)ホビージャパン作例

 2021年最初のホビージャパン作例です。

前回HJメカニクスで担当させて頂いたメッサーラに続いてのガンプラ

しかも、今回は「ガンダム」です。 

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 私の作例が掲載された「月刊ホビージャパン2021年4月号」。

(2021年2月25日発売)

巻頭特集は「匠が教えるとっておきディオラマテクニック2021」

いつか本格的にディオラマにも挑戦してみたいなぁ…

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 仮組正面。

今回私が担当させて頂いたのは…

「1/144 ガンダムTR-1ヘイズル・アウスラ 次世代量産機(実戦配備カラー)」。 

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 仮組背面。

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 緊急脱出ポッド「プリムローズ」。

パーツ差し替えで再現出来ます。

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 逆側。

実はAOZについてはあまり詳しくなかった私…

今回の作例を担当するに当たりネット検索で調べまくったのですが…

正直AOZの系譜が複雑過ぎて未だついていけていない…。

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 腕の工作。

塗装し易いように肘関節の後ハメ加工を行いました。

肩アーマーは後ハメ加工出来る隙間が無かったのでネオジム磁石固定に変更。

手首には市販の丸モールドを加工してポリキャップ隠しパーツを追加しました。

あと、右肩上部の武装接続部分がポリキャップむき出しだったので、

市販のABS製パーツに換えて塗装出来るようにしました。

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 股関節の近代化改修。

可動範囲を広げる為、HG GM/GMの股関節パーツを移植しました。

GM/GMの股関節の接続位置に合わせて本体側に3mmの穴を貫通。

そこへランナーから切り出した受け軸を差し込みました。

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 足首アンクルガードの工作。

後ハメ出来るように分割位置を変更しています。

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 腰アーマーの工作。 

腰アーマー裏側と予備マガジン裏側の肉抜きをエポパテで埋めています。

リアアーマー裏側には「ビルダーズパーツHD MS アーマー01」のパーツを加工して貼り付けました。

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 肉抜き箇所の工作。

基本的にエポパテで埋めています。

ちなみに私はウェーブ・エポキシパテ(軽量・グレー)を愛用。

硬化後の軽さと切削し易さが丁度良いです。

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 足底ブーツパーツの後ハメ 。

以下の手順で組めば、ブーツパーツの左右接着後でも後ハメ、分解出来ます。

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 まず、足底パーツをつま先からはめる。

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 青いパーツをはめる。

これで合わせ目消し後、塗装後でも組む事が出来ますよ。

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 プリムローズ(完成)。

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 背面。

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 反対側。

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 ヘイズル・アウスラ(完成)正面。

今回、本来キットに付属する予定のデカールが間に合わず、

MG 1/100  ヘイズル・アウスラ用のデカールを使用しています。

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 ナナメ前。

全体的に黒サフを下地にグラデ塗装をしています。

青色部分はコバルトブルー+インディブルーに赤少々。

紺色部分はネイビーブルー+コバルトブルーに赤少々。

グレーはガイアカラーのニュートラルグレーIII。

黄色はオレンジイエロー。

赤は以前ガンダム用に作った物です(詳細覚えていませんでした…)。

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 横。

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 背面。

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 ビームサーベル

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 サブ・アーム・ユニットを展開。

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 強化型/シールド・ブースターを装備。

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 背面。

実は強化シールドの内側の塗分け資料を探すのに苦労しました…。

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 という感じのTR-1ヘイズル・アウスラ 次世代量産機(実戦配備カラー)でした。

 最近、自分の塗装スキルに満足いかない事が多々ありまして…

もうちょっと工夫出来ないか模索していこうと思案中です。

 

月刊ホビージャパン2021年4月号

月刊ホビージャパン2021年4月号

  • 発売日: 2021/02/25
  • メディア: 雑誌
 

 

 

 

 

2021年3月 フレームアームズ・ガール レティシア

 桜ミクと同時製作していました。

折角なのでミクの相棒的な感じに仕上げてみる事に…

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 仮組。

桜ミクとは逆に腕部分を桜ミクから流用しています。

スカートはアーキテクトの物を加工して流用しました。

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 さらに桜ミクの相棒として楽器を装備。

M.S.G ウェポンユニット05 ライブアックスを持たせました。

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 スカート周りの加工。

腰パーツとスカートパーツ双方を削って加工しています。

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 腰パーツの加工箇所。

アーキテクトのスカートが収まるようにかなり削っています。

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 スカートを付けた状態。

スカートは後ろ半分のパーツをピンク色のパーツで挟んで固定しています。

スカート前半分はいろいろ悩んだ挙句、胴体腰とネオジム磁石で固定する事に。

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 M.S.G.の肉抜きをエポパテで埋める。

(一緒に写っているピンクのパーツは桜ミクの腰ユニット)

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 桜ミク同様R-66さんのオリジナル瞳デカールを使用しています。

今回使用したのは「E1-A」。

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 完成正面。

塗分けはほぼ設定通り。

ボディのピンク色は桜ミクより濃いめに設定しました。

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 横から。

塗装レシピは…

髪色は桜ミクと同じくVO-13 コーラルピンク(ガイアカラー)をベースに、

ハイライトはコーラルピンク+ホワイト。

ボディのピンクはメガサイズ ガンダム用に作った赤(モンザレッド+ワインレッド)のベース色とシャドー色でグラデ塗装。

黒はGX2 ウイノーブラック(クレオス)をベースにハイライトは黒+マホガニー

メタリックグリーンはシルバーの上からクリアグリーンを吹いています。 

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 背面。

桜ミク同様、 髪の毛にGX105 GXクリアピンク(クレオス)を吹いています。

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 お顔は3種類製作しました。

こちらは左目線の「頬笑み」顔。

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 正面目線で舌を出した「ベー」顔。

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 上機嫌な「ニャハ」顔。

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 スカート前半分のネオジム磁石固定。

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 完成したM.S.G ウェポンユニット05 ライブアックス。

038 プライマリーメタリックレッドと121 スターブライト シルバーで塗装。

弦の部分はタミヤ ウェザリングカラーのライトガンメタルを使いました。

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 裏側。

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 ライブアックスを装備してポージング。

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 私のお気に入りは「ニャハ」顔。

この表情顔は瞳の色関係なく使えるので桜ミクにも使えて便利です。

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 あまり楽器に詳しくないので…

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  ギター演奏ポーズの幅が広がらない…。

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 後ろ姿も中々良い感じ(いろんな意味で…)。

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 桜ミクとユニット結成!

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 フレディ・マーキュリーブライアン・メイをリスペクト。

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 日本人なら「B'z」に例えるべき…?

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 …てな感じのフレームアームズ・ガール レティシアでした。

久々のフレームアームズ・ガール

久々の2体同時製作。

ガールズプラモ自体も久々で、忘れていた製作の注意点を再認識したりと…

反省点も多少ありましたが、やっぱ、ガールズプラモは楽しいですね。 

フレームアームズ・ガール レティシア 全高150mm NONスケール プラモデル
 

 

 

2021年3月 フレームミュージック・ガール 桜ミク

 久々のフレームアームズ・ガール系です。

今回は桜ミクとレティシアを同時製作しています。

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 仮組。

実はこの写真は2020年7月に撮ったものです。

途中、ホビージャパンの作例のお仕事等があったりで…

完成までに半年程掛かっております。

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 今回はR-66さんのオリジナル瞳デカール「E-1B」を使用しています。

桜ミク付属の瞳デカールよりもグラフィックが細かく、表情のバリエも豊富で、

デフォ顔とちょっと違う表情にしたい人にお勧めです。

フレガ以外にも一部のメガミデバイスにも使えます。 

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 肌色パーツの塗装途中。

右側に写っているのは同時製作のレティシアのお顔。

肌色パーツは成型色を生かすために瞬間カラーパテ(フレッシュ)で接着。

リタッチにはFG-01 プラスチックフレッシュ(ガイアカラー)。

シャドー吹きはFG-03 シャドウフレッシュ(ガイアカラー)。

口の中の塗装とハイライトはエナメル塗料。

チークはパステルを削って使っています。 

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 完成正面。

今回はストレートには組まず、腕パーツをレティシアから流用しました。

ツインテールの飾りはサクランボを使わずにノーマルミクのパーツを使用。

塗分けはほぼ設定通りですが、ヘッドギアはメタリックレッドに変更しました。 

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 横から。

塗装レシピは…

ピンク色はVO-13 コーラルピンク(ガイアカラー)をベースに、

ハイライトはコーラルピンク+ホワイト。

白色はGX1 クールホワイト(クレオス)にシャドーをコーラルピンク+ホワイト。

メタリックレッドは038 プライマリーメタリックレッド(ガイアカラー)。

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 背面。

 髪の毛のみGX105 GXクリアピンク(クレオス)でシャドーを足しています。

ボディのピンクに比べて少し色味に深みが出せた気がします。

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 お顔は3種類製作しました。

こちらは「ニッコリ」顔。

口もR-66さんのデカールを使用しています。

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 「キリッ」顔。

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 「左目線」顔。

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 腰部ユニットは038 プライマリーメタリックレッド(ガイアカラー)で塗装。

メタリックレッド部分はGX108 GXクリアバイオレットでシャドー吹き。

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 腰部ユニット展開。

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 ポージングするも、手持ち無沙汰な印象…

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 …という事で、マイクを装備!

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 やっぱりマイクを持つとポーズが決まりやすいです。

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 歌うミクさん。

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更にマイクスタンドも装備。

フレディ・マーキュリーさんをリスペクトしてみました。

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 なんとなく魔法少女の杖みたいでいい感じ。

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 ピースサインで決めポーズ。

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 最後に以前作ったノーマルミクさんとデュオ。

…という感じのフレームミュージック・ガール 桜ミクでした。

私個人的には苦手だったピンク色塗装のある意味リベンジで製作した桜ミク。

中々良い感じに仕上がったかな…?と感じております。

フレームアームズ・ガール レティシア 全高150mm NONスケール プラモデル
 

 

 

2020年10月 HG 1/144 PMX-000 メッサーラ HJメカニクス07作例

 今回は初のガンプラ作例を担当させて頂きました。

ガンプラといえばホビージャパンでは「花形」みたいな印象だったので、

まさか、自分に作例依頼が回って来るとは思っていなかったのでビックリ。

なので嬉しい反面、結構プレッシャーも感じた今回の依頼です。

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 写真は私の作例が掲載されたHJメカニクス07(2020年12月3日発売)。

毎号ごとにメカ系プラモの特集を組んでいるホビージャパンMOOKです。

この号の特集はZガンダム劇場版「恋人たち」「星の鼓動は愛」登場機体。

偶然にも作例依頼を頂く直前にZガンダム劇場版三部作を観返していた私。

ノリノリの状態で製作に取り掛かる事が出来てラッキーでした。

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 仮組(MA形態)。

HGメッサーラは2013年発売のキットなので、全体的にディテールが少ない印象。

しかも最近のキットと違い、後ハメを考慮したパーツ分割で無い箇所が多いです。

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 仮組(MS形態)。 

面積の広いパーツはヒケが目立つのと、結構肉抜きされたパーツが多い印象。

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 背面の連装スラスターにディテールがほとんど無いです。

そのままだと間延びしてしまう箇所にはスジボリを追加したいところ。

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 胴体部分の工作。

今回、編集部様から「モノアイの可動化」という命題を頂きました。

色々と考えた挙句、市販のボールジョイントを仕込む事に。

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 頭のモノアイ部分の溝を切り取り、内側にボールジョイントを仕込んでいます。

モノアイはRGザクのパーツを流用しました。

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 メッサーラの頭部は結構小さいので、その中でモノアイを上下左右に動かせるようにするのは至難の業でした。

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 胸パーツの裏側はがらんどうだったので、プラバンで塞いでいます。

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 腕と膝裏の赤いパイプは一体だったのを切り離しています。

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 腕の装甲部分にスジボリを追加。

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 手首は平手の指の間の水かきみたいなモールドを切り離しています。

握り手は親指を切り離して指先の不足分をエポパテで工作しています。

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 クローパーツは裏側の肉抜きをエポパテで埋めています。

クロー根元の裏側は市販のモールドパーツでそれらしく装飾。

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 各部の肉抜きをエポパテ等で埋めています。

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 脚パーツは膝関節の後ハメを考えて分割位置を変更しました。

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 膝下の分割位置も変更。

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 連装スラスターは前後パーツで後ハメ出来るように加工。

全体的にスジボリを追加しています。

あと、ヒケが多い箇所だったのでポリパテで修正を行いました。

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 連装スラスターのフィン状パーツ裏側に市販パーツでディテールを追加。

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 サフ吹き状態仮組。

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 背面。

スジボリを追加した事で間延びしていた箇所に程よい密度が出せたかな…。

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 サフ状態で変形に支障がないかもチェック。

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 完成(正面)。

ほぼ設定通りのカラーリングで全体的にグラデ塗装をしています。

仕上げにEXセミグロスクリアープレミアムを吹いて半つや消しにしました。

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 カラーレシピは

本体パープル=ガイアカラーCB18ラベンダー+AT04パープルグレー

本体ダークブルー=CB16ダークパープル

関節等=072ニュートラルグレーII

バーニア内側レッド=038プライマリーメタリックレッド

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 デカールガンダムデカールやHJモデラーデカール等を使用しています。

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 背面。

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 モノアイ部分アップ。

 モノアイにボールジョイントを仕込んだので上下左右に角度変更できます。

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 モノアイの角度変更が出来るように頭部パーツをネオジム磁石固定にしています。

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 モノアイの角度を変えた状態。

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 クロー展開。

差し替えでクロー部分の開閉を再現できます。

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 ビームサーベルも2本製作。

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 MA形態正面。

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 MA形態だと追加したスジボリが良く映える。

今回、スジボリを追加するに辺り気を付けたのが、

単調にならないようにと、煩くならないように。

丁度良い塩梅を探るのに気を使いました。

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 横から。

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 背面。

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 という感じのHG 1/144 PMX-000 メッサーラでした。

今回は工作箇所が多かったので結構苦労しましたが、スジボリの追加等は自分でも上手く出来たかな…と感じております。 

HJメカニクス07 (ホビージャパンMOOK 1044)

HJメカニクス07 (ホビージャパンMOOK 1044)

  • 発売日: 2020/12/03
  • メディア: ムック
 

 


 

 

2020年11月 1/48 メガサイズモデル RX-78-2 ガンダム

 2019年の8月に購入して、11月にサフ吹きまで完了していたんですが…

そのまま約1年放置 。

もうすぐ発売のPG UNLEASHEDが来る前に完成させねば…

という事で1年越しに完成させました。

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 2019年11月の写真。

サフ吹きまで済ませた状態で仮組。

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 背面。

メガサイズモデルはパーツ数が少なく、非常に組み立て易いのが好印象。

サイズが大きい分、各部に細かいディテールが施されているのも良いです。

ちなみにディテールはお台場の1/1ガンダムに合わせたデザインになっています。

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 頭部のパーツ分割。

合わせ目消しと塗装の事を考えて頭部のセンサー部分とバルカンを切り離し、

顔の後ハメが出来るように黒いパーツの左右も切り離しています。

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 肩アーマーはキット付属冊子の作例をお手本にして分割方法を変更。

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 肩アーマー上部。

かなりヒケが目立つ箇所だったのでポリパテで修正しながら合わせ目消し。

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 こちらは2020年10月の写真。

塗装して完成させようと思ったら、細かい粗を多数発見してしまい…。

結局、全体的に修正作業を行う事に。

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 2020年11月の写真。

修正作業に1ヵ月程費やしてようやく塗装開始。

写真は白い部分のパーツの塗分けが終わった状態。

白だけで3種類の塗分けなのでマスキングが大変でした。

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 基本塗装完了状態。

お台場の1/1ガンダムの色分けを参考に塗装しました。

今回は白、青、赤、黄各色に合わせて調色したクリアカラーでシャドーを吹いて、クリアホワイトでハイライトを足してグラデーションを付けています。

ちなみにスミ入れ、デカール貼り、つや消しトップコートまで終えた状態です。

この後、ウェザリングを施します。

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 完成(正面)。

基本塗装の上からクレオスのウェザリングカラーでウォッシング。

タミヤウェザリングマスターで煤汚れや砂埃表現を施しました。

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 横から。

カラーチャートは以下の通り。

白=ガイアカラーのニュートラルグレー1

ライトグレー=ニュートラルグレー2

ライトブラウン=ニュートラルグレー2+ダークアース

ブルー=インディブルー+コバルトブルー+白

メタリックブルー=GXメタルブルー+GXアイスシルバー

レッド=モンザレッド+ワインレッド

メタルレッド=GXメタルピーチ

イエロー=オレンジイエロー

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 背面。

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 お顔。

カメラアイはクリアパーツの内側にガンプラ付属のホイルシール(銀色部分)を切り出した物を貼っているので照明が反射して光っているように見えます。

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 コクピット周り。

お台場ガンダムに合わせて青と赤の塗分けはメタリックカラーで表現しました。

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 ランドセル。

バーニア部分は内側に市販のバーニアパーツを入れて密度を出しました。

これも付属冊子の作例をお手本にしています。

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 腕正面。

関節や手首はガイアカラーのフレームメタリック1で塗装。

クリアブラックでシャドーを吹いてウェザリングマスターのチタンでハイライト。

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 腕背面。

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 脚正面。

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 脚背面。

メガサイズのガンダムで一番好きなポイントが膝裏の関節。

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 膝下。

各部の細かいディテール部分はエナメル塗料のクロームシルバーを筆塗り。

筆はゴッドハンドの「極面相S」を使っています。

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 足底。

飾ると見えないけど…一応、足底のバーニア等も塗り分けました。

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 メガサイズのガンダムはお顔の造形が非常にカッコいいと思います。

正面顔も良いですが、横顔も男前(だと思う)。

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 このキットの欠点は後面の腰アーマーが干渉して脚をハの字に開く角度が制限されてしまい、カッコ良くハの字立ちが出来ないところ。

ですが、腰アーマーを股パーツに接続する時に少し隙間を空けておくと目いっぱいハの字に開く事が出来ます。

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 ビームライフルとシールドを装備。

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 大きさに比べてディテールがあっさり目な印象のシールド。

出来ればシールド用のデカールも付属させて欲しかった…。

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 背面。

シールドの裏側は手を抜いて白一色です。

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 ビームライフルを構えるポーズ。

PGやMGに比べると可動箇所は少なく、可動範囲も狭いです。

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 シールドは背中にマウントする事も出来ます。

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 両手でビームライフルを構えるポーズも出来ます(ベランダ撮影)。

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 同じデザインフォーマットのRG RX-78-2 ガンダムと(ベランダ撮影)。

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 室外で煽り撮影をするとお台場ガンダム感が増します。

この日はあいにくの曇り空でしたが、いつか青空バックに写真撮りたいなぁ…。

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 という感じの1/48 メガサイズモデル RX-78-2 ガンダムでした。

このブログでは初のガンプラ

長らくガンプラを作っていなかった私。

超久しぶりにキッチリ完成させたガンプラとなります。

今年はガンプラ40周年の記念の年。

その集大成としてPG UNLEASHEDが発表され…

横浜で動く実物大ガンダムが公開され…

私は1年越しで メガサイズモデルを完成させた記念の年となりました。

 

 

2020年6月 HG 1/24 新サクラ大戦 霊子戦闘機・無限(神山誠十郎機)ホビージャパン作例

 久々のホビージャパン作例です。

気付いたら今年初作例、しかも初ロボット系プラモです。

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 私の作例が掲載された「月刊ホビージャパン2020年9月号」。

(2020年7月22日発売)

巻頭特集はRX-78 ガンダム

RX-78-2 ガンダムガンプラのみのオールカラー100ページ別冊付録付きです。

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 仮組・正面。

今回私が担当させて頂いたのはバンダイ製1/24 HG 新サクラ大戦 霊子戦闘機・無限(神山誠十郎機)。

実は作例のご依頼を頂くまで「新サクラ大戦」に関する知識がほぼゼロだった私…。作例を担当するにあたってNetflixでアニメシリーズを視聴しつつ、ゲーム版の情報もググりまくり、製作期間中は通勤のプレイリストに「檄!帝国歌劇団<新章>」を加えてどっぷりと漬かっておりました。

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 背面。

編集部様からは白い部分を「パールホワイト」仕上げにして欲しいとの事。

今までガールズ系プラモメインで作ってきた上にパール仕上げもほぼ未経験…。

そんな私にとってはかなりチャレンジな作例の予感… 

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 工作箇所:1

つま先の裏側と足側面パーツの裏側の肉抜きをポリパテで埋めてます。

完成後にはほとんど目立たない部分ですが、一応念のため。

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  工作箇所:2(右:キットのまま・左:改造)

本キットの特徴である肘、膝関節の伸縮ギミック。

キットのままだと関節パーツの後ハメが出来ません。

そこで、伸縮と後ハメを両立する改造をしました。

waveのPCシリーズ(5mm)とPCプラサポ(5mm)に置き換えています。

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 工作箇所:3(右:キットのまま・左:改造)

膝関節も同じくwaveのPCパーツで改造。

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 コクピット内部の塗装完了。

本体はパール調の光沢 仕上げにする予定ですが、コクピット内はつや消しで統一。

組んだら見えくなる部分も一応塗装してます。

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 コクピット内の神山誠十郎も設定通りに塗装。

ちなみにキットには瞳デカールが付属しています。

滅茶苦茶小さいデカールですが、この瞳デカールの力は大きいです。

私の力量では筆塗でここまで綺麗に瞳を塗れたかどうか…。 

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 コクピット周りのパーツをハメハメ。

コクピットの後ろに付くボディパーツは後ハメ出来るようダボを加工しました。

その方が塗装してからコクピット周りを組めるのでかなり楽です。

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 完成・正面。

白い部分は影部分をニュートラルグレーIIに純色シアンを少し混ぜた色を吹いて、クールホワイト、ホワイトパールの順で吹いています。

金色部分は発色の良いGXレッドゴールドの上からクリアブラウンを吹いてアクセントを付けました。

銀色部分は設定ではグレーだったのですが、全体的に光沢で仕上げると浮いてしまう気がしたのでガイアカラーのダークステンレスシルバーで塗装。

黒っぽい部分はスターブライト アイアンで塗装し、クリアブラックでシャドーを吹いています。

全体的にスーパークリアーIIIを重ね吹きしてトップコートしました。

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 背面。

背面の4本のマフラーは先端部分を薄く削っています。

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 お顔(?)アップ。

このキットをパール塗装で仕上げたい方へのアドバイスとして、

塗装前にコクピットハッチ表面のヒケ処理を入念にする事をお勧めします。

十分にヒケ処理を行わずに塗装すると表面の凸凹が目立っちゃいます。

(私は一度目の塗装後にそれに気付いて表面処理をやり直しました…)

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 コクピットハッチOPEN。

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 納品前に撮影した写真はここまで。

以下は9月に返却されてから撮影した写真です。

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 という感じの霊子戦闘機・無限(神山誠十郎機)ホビージャパン作例でした。

今回、初のロボット作例&パール調光沢仕上げに挑戦しましたが…

製作途中にいろいろと苦戦する箇所や気付いた事がありました。

特にロボット系では避けて通れない「スジボリ」に関してはまだまだだなぁ…と。

今後に向けてスキルアップしなければ…と痛感しております。

 

月刊ホビージャパン2020年9月号

月刊ホビージャパン2020年9月号

  • 発売日: 2020/07/22
  • メディア: 雑誌