2019年11月 ガサラキ 1/35 ライデンアーマー/シンデンアーマー/イシュタルMk-II
10月頃からロボットプラモが無性に作りたくなりました。
ガンプラでも良かったんですが…
(実は同時進行でメガサイズのガンダムも作っていましたが…)
もっと近代ミリタリーチックなロボを作りたい!
出来ればウェザリングでガシガシ汚したい!
…という事でバンダイの1/35 ガサラキ シリーズに着手しました。
ガサラキってTV放映から20年も経っていたんですね。
ちなみに私はOPが大好きでした。
今回は折角なので積みプラ解消も兼ねて3体同時に製作しました。
3体分ごちゃ混ぜですが…
合わせ目消しとヒケ処理終了後に1回洗浄した直後です。
合わせ目消しは「タミヤセメント(流し込みタイプ)速乾」で済ませました。
20年前のキットですがパーツの精度は非常に高いです。
1/35 ライデンアーマー(サフ吹き前仮組)。
ほぼ素組の状態ですが少しだけ手を加えました。
まず、ポリキャップむき出しの肘関節を他のプラモから流用したABS製に交換。
肩アーマーの後ハメ加工。
腰アーマーを出来るだけ胴体に密着するように加工。
スジボリ等のディテールの彫り直し。
股関節の可動域を広げる(八の字立ち出来るように)。
それと、各部の丸いディテールパーツを削り落としました。
これは仕上げの段階でハイキューパーツ製メタルパーツに変える予定。
背面(バックパック左右逆に付いてます)。
今回はコクピット内や降着ポーズ等のギミックはオミットしました。
武器はシンデンアーマー付属の25mm機関砲を付けています。
個人的にはこっちの方がカッコいい気がする。
1/35 シンデンアーマー(サフ吹き前仮組)。
工作箇所はライデンとほぼ同じ。
25mm機関砲をライデンに取られたのでこちらの武装はミサイルランチャー。
背面。
劇中の印象ではライデンとあんまり変わらないデザインのよう見えたのですが、
プラモで比較すると細部のディテール構成が全然違います。
直線構成のライデンに対して曲線構成のシンデンという印象。
1/35 イシュタルMk-II(サフ吹き前仮組)。
バブルガムクライシスに出てきた軍用ブーマに似たシルエットが素敵です。
こちらの加工箇所は、
肩の黒いパーツ、膝裏のパーツの後ハメ加工。
イシュタルに関してはヒケが結構多かったので瞬間カラーパテで修正&平面出し。
スジボリの彫り直しも入念にやっています。
背面。
こちらもコクピット等の内部再現はオミットしました。
イシュタルはキットのまま組むと立ちポーズが今一つカッコ悪いです。
原因は股関節の可動域が思いのほか狭い為です。
仮組して足を動かしてみたら腰のアーマーが胴体と干渉する…。
という事で腰アーマーの接着位置を外側にずらしてみました。
これだけでも立たせた時の見栄えが随分変わります。
1/35 ライデンアーマー(塗装・スミ入れ後)。
今回は3体共黒サフを吹いてから塗装しています。
ライデンの設定カラーは「カーキ」か「フラットダークアース」っぽいですが、
劇中(特にOP!)のイメージでは明らかにダークグリーン系の印象。
なので私は個人的に印象の強いダークグリーン系で塗装しています。
ガイアカラーの「ダークグリーン」をベースにした色を吹いてその上から
「ダークグリーン」と「ライトグリーン」を調合した色でグラデ塗装しています。
結果的にちょっと明るいグリーンになってしまいました。
本来はもっとグレーっぽい自衛隊カラーにしたかった…。
背面。
関節は「ニュートラルグレーV」の上から「ニュートラルグレーIII」でグラデ。
武器は「ガンメタル」で塗装しています。
1/35 シンデンアーマー(塗装・スミ入れ後)。
シンデンアーマーの設定カラーはネービーブルーっぽい色。
でも、劇中のイメージはかなり暗いグレーの印象…。
という事でこっちも自分のイメージする色で塗装しました。
ほぼほぼグレーですが少し「ダークグリーン」を混ぜています。
背面。
関節パーツはライデンと同じ色です。
1/35 イシュタルMk-II(塗装・スミ入れ後)。
こちらは本来のサンドカラーでは無く、オリジナル配色にしました。
「ニュートラルグレーV」の上から「ニュートラルグレーIII」でグラデ塗装。
私が好きな配色です。
背面。
関節パーツは「ニュートラルグレーV」。
武器の銃口や刃の部分は「ガンメタル」です。
1/35 ライデンアーマー(ウェザリング後・完成)。
タミヤのスミ入れ塗料でチッピング。
ウェザリングマスターやエンピツでアクセントを付けました。
背面。
今回、ウォッシング時にウェザリングカラーを全体に塗りたくったのですが、
濃度を濃くし過ぎたせいでかなりキツくこびり付いた印象です。
更にウェザリングカラーが侵食して一部プラパーツが割れてしまいました。
(ライデンは肘の接続軸が折れてしまったので真鍮棒を入れて補強しています。)
以前作った「30MM アルト」の時にも同じ事が発生したのですが、
バンダイのプラパーツはMrウェザリングカラーに弱いような気がします。
正面から。
1/35のミリタリープラモと合わせてジオラマ作ったら映えそう…。
20年前のプラモなので可動範囲は今のガンプラに比べると物足りないかも。
それでも下半身は良く動く方だと思います。
一応、75mm低圧砲も製作しました。
1/35 シンデンアーマー(ウェザリング後・完成)。
ライデンと同じ工程のウェザリングを施しました。
本体が暗めの塗装なのでライデンに比べるとメリハリに欠ける印象です。
背面。
もう少し明るめのハイライトでメリハリを付けた方が良かったかも。
ポージングがイマイチ決まらん…。
Mrウェザリングカラーの浸食で左手首のパーツが割れています…。
1/35 イシュタルMk-II(ウェザリング後・完成)。
こちらも結構キツめに汚しました。
べースカラーがグレーなのでメリハリを利かせやすいです。
こちらもMrウェザリングカラーの浸食で左腕の手首付近が割れてます。
背面。
油汚れと砂埃にまみれた感じが出せたかな…?
右腕に「ギロチン」を装備。
左肩には65mm速射機関砲。
主役メカよりも派手な装備のイシュタル君。
今でも十分通用するカッコいいデザインです。
ガサラキのプラモ3体揃い踏み。
正直、3体同時進行はしんどいですね…。
お腹一杯の気分なのでロボットプラモは暫く作らないよ。
ご飯もプラモも腹八分目が丁度いい(?)。
という感じのガサラキのプラモでした。
タイムリーな事にROBOT魂のラインナップでガサラキが発表されましたが、
写真を見る限りではプロポーションも変更されていてギミック満載のようです。
楽しみではありますが、出来れば1/20スケールぐらいでプラモ化して欲しいな…。