Blondy51製作記

制作したプラモの記録用。メガミデバイス多めです。

2021年3月 フレームミュージック・ガール 桜ミク

 久々のフレームアームズ・ガール系です。

今回は桜ミクとレティシアを同時製作しています。

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 仮組。

実はこの写真は2020年7月に撮ったものです。

途中、ホビージャパンの作例のお仕事等があったりで…

完成までに半年程掛かっております。

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 今回はR-66さんのオリジナル瞳デカール「E-1B」を使用しています。

桜ミク付属の瞳デカールよりもグラフィックが細かく、表情のバリエも豊富で、

デフォ顔とちょっと違う表情にしたい人にお勧めです。

フレガ以外にも一部のメガミデバイスにも使えます。 

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 肌色パーツの塗装途中。

右側に写っているのは同時製作のレティシアのお顔。

肌色パーツは成型色を生かすために瞬間カラーパテ(フレッシュ)で接着。

リタッチにはFG-01 プラスチックフレッシュ(ガイアカラー)。

シャドー吹きはFG-03 シャドウフレッシュ(ガイアカラー)。

口の中の塗装とハイライトはエナメル塗料。

チークはパステルを削って使っています。 

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 完成正面。

今回はストレートには組まず、腕パーツをレティシアから流用しました。

ツインテールの飾りはサクランボを使わずにノーマルミクのパーツを使用。

塗分けはほぼ設定通りですが、ヘッドギアはメタリックレッドに変更しました。 

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 横から。

塗装レシピは…

ピンク色はVO-13 コーラルピンク(ガイアカラー)をベースに、

ハイライトはコーラルピンク+ホワイト。

白色はGX1 クールホワイト(クレオス)にシャドーをコーラルピンク+ホワイト。

メタリックレッドは038 プライマリーメタリックレッド(ガイアカラー)。

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 背面。

 髪の毛のみGX105 GXクリアピンク(クレオス)でシャドーを足しています。

ボディのピンクに比べて少し色味に深みが出せた気がします。

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 お顔は3種類製作しました。

こちらは「ニッコリ」顔。

口もR-66さんのデカールを使用しています。

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 「キリッ」顔。

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 「左目線」顔。

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 腰部ユニットは038 プライマリーメタリックレッド(ガイアカラー)で塗装。

メタリックレッド部分はGX108 GXクリアバイオレットでシャドー吹き。

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 腰部ユニット展開。

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 ポージングするも、手持ち無沙汰な印象…

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 …という事で、マイクを装備!

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 やっぱりマイクを持つとポーズが決まりやすいです。

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 歌うミクさん。

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更にマイクスタンドも装備。

フレディ・マーキュリーさんをリスペクトしてみました。

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 なんとなく魔法少女の杖みたいでいい感じ。

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 ピースサインで決めポーズ。

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 最後に以前作ったノーマルミクさんとデュオ。

…という感じのフレームミュージック・ガール 桜ミクでした。

私個人的には苦手だったピンク色塗装のある意味リベンジで製作した桜ミク。

中々良い感じに仕上がったかな…?と感じております。

フレームアームズ・ガール レティシア 全高150mm NONスケール プラモデル
 

 

 

2020年10月 HG 1/144 PMX-000 メッサーラ HJメカニクス07作例

 今回は初のガンプラ作例を担当させて頂きました。

ガンプラといえばホビージャパンでは「花形」みたいな印象だったので、

まさか、自分に作例依頼が回って来るとは思っていなかったのでビックリ。

なので嬉しい反面、結構プレッシャーも感じた今回の依頼です。

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 写真は私の作例が掲載されたHJメカニクス07(2020年12月3日発売)。

毎号ごとにメカ系プラモの特集を組んでいるホビージャパンMOOKです。

この号の特集はZガンダム劇場版「恋人たち」「星の鼓動は愛」登場機体。

偶然にも作例依頼を頂く直前にZガンダム劇場版三部作を観返していた私。

ノリノリの状態で製作に取り掛かる事が出来てラッキーでした。

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 仮組(MA形態)。

HGメッサーラは2013年発売のキットなので、全体的にディテールが少ない印象。

しかも最近のキットと違い、後ハメを考慮したパーツ分割で無い箇所が多いです。

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 仮組(MS形態)。 

面積の広いパーツはヒケが目立つのと、結構肉抜きされたパーツが多い印象。

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 背面の連装スラスターにディテールがほとんど無いです。

そのままだと間延びしてしまう箇所にはスジボリを追加したいところ。

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 胴体部分の工作。

今回、編集部様から「モノアイの可動化」という命題を頂きました。

色々と考えた挙句、市販のボールジョイントを仕込む事に。

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 頭のモノアイ部分の溝を切り取り、内側にボールジョイントを仕込んでいます。

モノアイはRGザクのパーツを流用しました。

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 メッサーラの頭部は結構小さいので、その中でモノアイを上下左右に動かせるようにするのは至難の業でした。

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 胸パーツの裏側はがらんどうだったので、プラバンで塞いでいます。

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 腕と膝裏の赤いパイプは一体だったのを切り離しています。

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 腕の装甲部分にスジボリを追加。

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 手首は平手の指の間の水かきみたいなモールドを切り離しています。

握り手は親指を切り離して指先の不足分をエポパテで工作しています。

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 クローパーツは裏側の肉抜きをエポパテで埋めています。

クロー根元の裏側は市販のモールドパーツでそれらしく装飾。

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 各部の肉抜きをエポパテ等で埋めています。

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 脚パーツは膝関節の後ハメを考えて分割位置を変更しました。

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 膝下の分割位置も変更。

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 連装スラスターは前後パーツで後ハメ出来るように加工。

全体的にスジボリを追加しています。

あと、ヒケが多い箇所だったのでポリパテで修正を行いました。

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 連装スラスターのフィン状パーツ裏側に市販パーツでディテールを追加。

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 サフ吹き状態仮組。

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 背面。

スジボリを追加した事で間延びしていた箇所に程よい密度が出せたかな…。

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 サフ状態で変形に支障がないかもチェック。

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 完成(正面)。

ほぼ設定通りのカラーリングで全体的にグラデ塗装をしています。

仕上げにEXセミグロスクリアープレミアムを吹いて半つや消しにしました。

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 カラーレシピは

本体パープル=ガイアカラーCB18ラベンダー+AT04パープルグレー

本体ダークブルー=CB16ダークパープル

関節等=072ニュートラルグレーII

バーニア内側レッド=038プライマリーメタリックレッド

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 デカールガンダムデカールやHJモデラーデカール等を使用しています。

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 背面。

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 モノアイ部分アップ。

 モノアイにボールジョイントを仕込んだので上下左右に角度変更できます。

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 モノアイの角度変更が出来るように頭部パーツをネオジム磁石固定にしています。

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 モノアイの角度を変えた状態。

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 クロー展開。

差し替えでクロー部分の開閉を再現できます。

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 ビームサーベルも2本製作。

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 MA形態正面。

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 MA形態だと追加したスジボリが良く映える。

今回、スジボリを追加するに辺り気を付けたのが、

単調にならないようにと、煩くならないように。

丁度良い塩梅を探るのに気を使いました。

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 横から。

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 背面。

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 という感じのHG 1/144 PMX-000 メッサーラでした。

今回は工作箇所が多かったので結構苦労しましたが、スジボリの追加等は自分でも上手く出来たかな…と感じております。 

HJメカニクス07 (ホビージャパンMOOK 1044)

HJメカニクス07 (ホビージャパンMOOK 1044)

  • 発売日: 2020/12/03
  • メディア: ムック
 

 


 

 

2020年11月 1/48 メガサイズモデル RX-78-2 ガンダム

 2019年の8月に購入して、11月にサフ吹きまで完了していたんですが…

そのまま約1年放置 。

もうすぐ発売のPG UNLEASHEDが来る前に完成させねば…

という事で1年越しに完成させました。

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 2019年11月の写真。

サフ吹きまで済ませた状態で仮組。

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 背面。

メガサイズモデルはパーツ数が少なく、非常に組み立て易いのが好印象。

サイズが大きい分、各部に細かいディテールが施されているのも良いです。

ちなみにディテールはお台場の1/1ガンダムに合わせたデザインになっています。

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 頭部のパーツ分割。

合わせ目消しと塗装の事を考えて頭部のセンサー部分とバルカンを切り離し、

顔の後ハメが出来るように黒いパーツの左右も切り離しています。

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 肩アーマーはキット付属冊子の作例をお手本にして分割方法を変更。

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 肩アーマー上部。

かなりヒケが目立つ箇所だったのでポリパテで修正しながら合わせ目消し。

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 こちらは2020年10月の写真。

塗装して完成させようと思ったら、細かい粗を多数発見してしまい…。

結局、全体的に修正作業を行う事に。

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 2020年11月の写真。

修正作業に1ヵ月程費やしてようやく塗装開始。

写真は白い部分のパーツの塗分けが終わった状態。

白だけで3種類の塗分けなのでマスキングが大変でした。

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 基本塗装完了状態。

お台場の1/1ガンダムの色分けを参考に塗装しました。

今回は白、青、赤、黄各色に合わせて調色したクリアカラーでシャドーを吹いて、クリアホワイトでハイライトを足してグラデーションを付けています。

ちなみにスミ入れ、デカール貼り、つや消しトップコートまで終えた状態です。

この後、ウェザリングを施します。

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 完成(正面)。

基本塗装の上からクレオスのウェザリングカラーでウォッシング。

タミヤウェザリングマスターで煤汚れや砂埃表現を施しました。

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 横から。

カラーチャートは以下の通り。

白=ガイアカラーのニュートラルグレー1

ライトグレー=ニュートラルグレー2

ライトブラウン=ニュートラルグレー2+ダークアース

ブルー=インディブルー+コバルトブルー+白

メタリックブルー=GXメタルブルー+GXアイスシルバー

レッド=モンザレッド+ワインレッド

メタルレッド=GXメタルピーチ

イエロー=オレンジイエロー

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 背面。

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 お顔。

カメラアイはクリアパーツの内側にガンプラ付属のホイルシール(銀色部分)を切り出した物を貼っているので照明が反射して光っているように見えます。

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 コクピット周り。

お台場ガンダムに合わせて青と赤の塗分けはメタリックカラーで表現しました。

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 ランドセル。

バーニア部分は内側に市販のバーニアパーツを入れて密度を出しました。

これも付属冊子の作例をお手本にしています。

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 腕正面。

関節や手首はガイアカラーのフレームメタリック1で塗装。

クリアブラックでシャドーを吹いてウェザリングマスターのチタンでハイライト。

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 腕背面。

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 脚正面。

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 脚背面。

メガサイズのガンダムで一番好きなポイントが膝裏の関節。

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 膝下。

各部の細かいディテール部分はエナメル塗料のクロームシルバーを筆塗り。

筆はゴッドハンドの「極面相S」を使っています。

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 足底。

飾ると見えないけど…一応、足底のバーニア等も塗り分けました。

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 メガサイズのガンダムはお顔の造形が非常にカッコいいと思います。

正面顔も良いですが、横顔も男前(だと思う)。

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 このキットの欠点は後面の腰アーマーが干渉して脚をハの字に開く角度が制限されてしまい、カッコ良くハの字立ちが出来ないところ。

ですが、腰アーマーを股パーツに接続する時に少し隙間を空けておくと目いっぱいハの字に開く事が出来ます。

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 ビームライフルとシールドを装備。

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 大きさに比べてディテールがあっさり目な印象のシールド。

出来ればシールド用のデカールも付属させて欲しかった…。

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 背面。

シールドの裏側は手を抜いて白一色です。

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 ビームライフルを構えるポーズ。

PGやMGに比べると可動箇所は少なく、可動範囲も狭いです。

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 シールドは背中にマウントする事も出来ます。

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 両手でビームライフルを構えるポーズも出来ます(ベランダ撮影)。

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 同じデザインフォーマットのRG RX-78-2 ガンダムと(ベランダ撮影)。

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 室外で煽り撮影をするとお台場ガンダム感が増します。

この日はあいにくの曇り空でしたが、いつか青空バックに写真撮りたいなぁ…。

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 という感じの1/48 メガサイズモデル RX-78-2 ガンダムでした。

このブログでは初のガンプラ

長らくガンプラを作っていなかった私。

超久しぶりにキッチリ完成させたガンプラとなります。

今年はガンプラ40周年の記念の年。

その集大成としてPG UNLEASHEDが発表され…

横浜で動く実物大ガンダムが公開され…

私は1年越しで メガサイズモデルを完成させた記念の年となりました。

 

 

2020年6月 HG 1/24 新サクラ大戦 霊子戦闘機・無限(神山誠十郎機)ホビージャパン作例

 久々のホビージャパン作例です。

気付いたら今年初作例、しかも初ロボット系プラモです。

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 私の作例が掲載された「月刊ホビージャパン2020年9月号」。

(2020年7月22日発売)

巻頭特集はRX-78 ガンダム

RX-78-2 ガンダムガンプラのみのオールカラー100ページ別冊付録付きです。

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 仮組・正面。

今回私が担当させて頂いたのはバンダイ製1/24 HG 新サクラ大戦 霊子戦闘機・無限(神山誠十郎機)。

実は作例のご依頼を頂くまで「新サクラ大戦」に関する知識がほぼゼロだった私…。作例を担当するにあたってNetflixでアニメシリーズを視聴しつつ、ゲーム版の情報もググりまくり、製作期間中は通勤のプレイリストに「檄!帝国歌劇団<新章>」を加えてどっぷりと漬かっておりました。

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 背面。

編集部様からは白い部分を「パールホワイト」仕上げにして欲しいとの事。

今までガールズ系プラモメインで作ってきた上にパール仕上げもほぼ未経験…。

そんな私にとってはかなりチャレンジな作例の予感… 

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 工作箇所:1

つま先の裏側と足側面パーツの裏側の肉抜きをポリパテで埋めてます。

完成後にはほとんど目立たない部分ですが、一応念のため。

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  工作箇所:2(右:キットのまま・左:改造)

本キットの特徴である肘、膝関節の伸縮ギミック。

キットのままだと関節パーツの後ハメが出来ません。

そこで、伸縮と後ハメを両立する改造をしました。

waveのPCシリーズ(5mm)とPCプラサポ(5mm)に置き換えています。

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 工作箇所:3(右:キットのまま・左:改造)

膝関節も同じくwaveのPCパーツで改造。

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 コクピット内部の塗装完了。

本体はパール調の光沢 仕上げにする予定ですが、コクピット内はつや消しで統一。

組んだら見えくなる部分も一応塗装してます。

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 コクピット内の神山誠十郎も設定通りに塗装。

ちなみにキットには瞳デカールが付属しています。

滅茶苦茶小さいデカールですが、この瞳デカールの力は大きいです。

私の力量では筆塗でここまで綺麗に瞳を塗れたかどうか…。 

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 コクピット周りのパーツをハメハメ。

コクピットの後ろに付くボディパーツは後ハメ出来るようダボを加工しました。

その方が塗装してからコクピット周りを組めるのでかなり楽です。

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 完成・正面。

白い部分は影部分をニュートラルグレーIIに純色シアンを少し混ぜた色を吹いて、クールホワイト、ホワイトパールの順で吹いています。

金色部分は発色の良いGXレッドゴールドの上からクリアブラウンを吹いてアクセントを付けました。

銀色部分は設定ではグレーだったのですが、全体的に光沢で仕上げると浮いてしまう気がしたのでガイアカラーのダークステンレスシルバーで塗装。

黒っぽい部分はスターブライト アイアンで塗装し、クリアブラックでシャドーを吹いています。

全体的にスーパークリアーIIIを重ね吹きしてトップコートしました。

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 背面。

背面の4本のマフラーは先端部分を薄く削っています。

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 お顔(?)アップ。

このキットをパール塗装で仕上げたい方へのアドバイスとして、

塗装前にコクピットハッチ表面のヒケ処理を入念にする事をお勧めします。

十分にヒケ処理を行わずに塗装すると表面の凸凹が目立っちゃいます。

(私は一度目の塗装後にそれに気付いて表面処理をやり直しました…)

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 コクピットハッチOPEN。

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 納品前に撮影した写真はここまで。

以下は9月に返却されてから撮影した写真です。

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 という感じの霊子戦闘機・無限(神山誠十郎機)ホビージャパン作例でした。

今回、初のロボット作例&パール調光沢仕上げに挑戦しましたが…

製作途中にいろいろと苦戦する箇所や気付いた事がありました。

特にロボット系では避けて通れない「スジボリ」に関してはまだまだだなぁ…と。

今後に向けてスキルアップしなければ…と痛感しております。

 

月刊ホビージャパン2020年9月号

月刊ホビージャパン2020年9月号

  • 発売日: 2020/07/22
  • メディア: 雑誌
 

 

 

 

 

2020年7月 コトブキヤ ノンスケール ULTRAMAN(ウルトラマン)

・・・・7月に完成したプラモです。

アニメ版ウルトラマンです。

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 仮組状態。

 バンダイコトブキヤの二社競作で発売されたULTRAMANのプラモデル。

最初、私はバンダイ版を購入したのですが、銀色部分が塗装済みだったのと、

アニメ版のスタイルと少し違う感じがしてパチ組状態で放置…。

その後、思い切ってコトブキヤ版を購入しました。

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 コトブキヤ版(左)とバンダイ版(右)

コトブキヤ版の方が少しだけ背が高いです。

個人的な感想ですが、コトブキヤ版の方がアニメ版のスタイルを忠実に再現していると思います(特に首、肩のライン、足首周りなど)。

でも、バンダイ版は銀色が塗装済みでLEDユニット付きなので簡単フィニッシュで仕上げるにはおススメかもです。

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 コトブキヤ版のおススメポイント。

とにかく可動域が凄い。

この辺はFAガールやメガミデバイスで蓄積された技術が生かされている印象です。

あと、ネットの情報ではコトブキヤ版はABS製なので塗装に向いていない云々と書かれていましたが実際の商品はプラ素材メインで一部ABS製でした。

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 いきなり完成(正面)。

今回は途中写真を撮っていませんでした…。

製作期間は大体20日間程です。

キットの出来が良かったので特に手を加えていません。

首、肩、腰、太もも、膝、足首は合わせ目消しをしました。

後、全体的にヒケが目立ったのでヒケ処理を行っています。

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 塗装は設定ではグレーの部分をガイアカラーの「1002 ダークステンレスシルバー」、銀色の部分は「1001 ライトステンレスシルバー」で塗装しました。

赤い部分は「038 プライマリーメタリックレッド」です。

今回初めて使ってみましたが、下地に黒サフを塗った上から吹いて、クリアでコートすると非常に綺麗に発色してくれました。

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 後、銀色部分にはクレオスの「GXクリアブラック」、赤色部分には「GXディープクリアレッド」でシャドーを吹いています。

クレオスのMr.クリアカラーGXは顔料系なので滲みが出ないのが良いです。

私は過去に染料系のクリアカラーを吹いた上からクリアコートしたら見事に滲んで悲惨な思いをした事があります…。

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 背面。

今回、光沢仕上げにするにあたって、黒サフを乾燥させた後に磨きました。

神ヤスの1000番で磨いた後に神ヤス磨4000番~10000番でツルツルにしました。

その上から塗料とトップコートを吹いています。

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 照明の当たり具合で目が光っているように見える。

目とカラータイマーはクリアパーツです。

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 このキットの凄い箇所は胴体側の肩関節周り。

デザイン上破綻しなように組み込まれた引き出し式関節機構が素晴らしいです。

ここは綺麗に塗分けてあげたい箇所。

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 付属の交換用パーツ。

胸パーツは通常用とスペシウムポーズ用の2種付属。

お尻の装甲は通常用とスタンド接続用。

腕の装甲はスペシウムブレード用、スペシウム光線用、通常用の3種。

手首はPVC製。4種類付属しています。

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 スペシウムブレード展開。

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 クリアパーツのブレード部分は白で薄っすらとグラデ塗装しています。

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 ウルトラスラッシュパーツもクリア成型なので淵を白でグラデ塗装。

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 ウルトラスラッシュポーズ。

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 お尻の装甲をスタンド接続用に交換すればニューフライングベースで飾れます。

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 スペシウム光線用腕パーツに交換。

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 専用胸パーツに交換する事でスペシウム光線のポーズが無理なく決まる。

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 お馴染みのポーズ。

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 芸コマなのが劇中設定通り、腕を接続したままスライド出来る所。

ウルトラマンスーツのスペシウム光線発射のシークエンスを再現出来ます。

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 ニューフライングベースを使ってポージング。

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 ちょっと逆光気味で撮影。

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 逆光気味の方が雰囲気が出て良いですね。

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 後ろ姿も良い感じ。

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 という感じのコトブキヤ ノンスケール ULTRAMANでした。

珍しくメカ物プラモで、光沢バリバリのメタリック仕上げに挑戦しました。

今回、ガイアカラーのプライマリーメタリックレッドが思いのほかいい感じにマッチしていて滅茶苦茶カッコよく仕上がったなぁ…と自己満足しております。

現状、ULTRAMAN系はバンダイが商品展開を継続していますが、コトブキヤさんにも引き続き商品化をお願いしたいですね!(Ver.7とかベムラーとかベムラーとか…)

 

ULTRAMAN 全高約165mm NONスケール プラモデル

ULTRAMAN 全高約165mm NONスケール プラモデル

  • 発売日: 2019/08/29
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

ホビージャパン作例 メガミデバイス 朱羅 弓兵 桜鬼 (夜桜鬼)

 納品してから1年半ほど経過しましたが…

ようやくホビージャパン様から返却されてきました。

夜桜鬼は私がホビージャパンで2回目に製作した作例です。

こちらの作例は月刊ホビージャパンの紙面のみならず「フィギュアJAPAN メガミデバイス編」(朱羅 弓兵 桜鬼プラモデル付きムック本)にもカラー6Pで掲載して頂きました。

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 写真は「フィギュアJAPAN メガミデバイス編」の紙面。

実質、プラモデルがメインでムック本の方は付録(?)的な印象ですが…

私にとってはとても特別な一冊です。

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 まずは素体モード。

朱羅 弓兵がベースですが、胸パーツとリボンが新規造形です。

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 キット付属のデカールを使ってタイツの破れを表現。

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 ポニーテール部分はロングの方を使用しました。

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 新規金型の胸パーツ(胸部アーマー)がなんともボリューミー。

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 武装モード正面。

全身に装甲パーツを追加しています。

特に腰回りのボリューム感をアップしてゴージャスな感じに。

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 斜め横。

更に個性的なスタイルを目指して、足にローラーダッシュを装備。

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 背面。

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 武器の大刀にも装甲パーツを追加しています。

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 スタンドなしでも決まるポージング。

ローラーダッシュの基部にも可動軸を設けたので接地性が安定しています。

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 弓兵は「ほほ笑みフェイス」が可愛いですね。

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 そうえいば、武装モードの胸パーツ(胸部アーマー)も新規造形ですよ!

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 作った本人も良く分からないぐらいゴチャゴチャしている背面。

SOLホーネットやSOLラプターのパーツを使ってボリュームアップしています。

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 以前作った朱羅 忍者とツーショット。

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 という感じのメガミデバイス 朱羅 弓兵 桜鬼 (夜桜鬼)でした。

実はピンク色が苦手だった私…。

自作のプラモでもほとんどピンクは使った事が無かったのですが、桜鬼は「桜」のイメージと付属のデカールを活かす為にピンク色の配色に挑戦しました。

今見るとグラデ塗装の粒子が荒いのが目立っちゃってますが…

ピンクを使った配色としては良い感じに出来たんじゃないかな…?

 

ホビージャパン作例  朱羅 弓兵 桜鬼 (夜桜鬼)のページ

blondy51.hateblo.jp

 

2020年6月 メガミデバイス SOL ラプター ベース 「phantom:11」

 5月にストライプ水着の子と同時進行で作っていた子。

こちらの方は少し遅れて6月に完成しました。

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 仮組。

元々SOLラプターと改造パーツセット008の組み合わせでパチ組してた子。

塗装してキチンと仕上げたくなったのですが、そのままでは芸が無いのでちょこっと装飾を追加しました。

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 キチンと仕上げるにあたり腰回りにパーツを追加しました。

ランサー HELL BLAZEの腰アーマーにラプターやFAガールのパーツで装飾。

それと、かかとにヒールを追加。

ヒール部分はFAガール アーキテクトの足から切り出したパーツで製作。

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 合わせ目消し完了。

お顔は塗装するのでタンポ印刷を消しました。

手首はSOL付属の物だとポロリしやすいのでウィッチの物に交換。

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 腰パーツの背面に接続穴が2つ。

1つは台座固定用に使い、もう1つには装飾を追加する予定。

ヒールパーツはかかとの形状に合わせて削って、がっつり接着。

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 塗装途中。

右側は同時進行で製作していたストライプ水着の子です。

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 髪の毛は成形色を生かしつつ蛍光ピンクを吹いています。

お顔はガイアカラー FG-03 シャドウフレッシュでシャドー吹き。

デカールを貼ってクリアーコートしています。

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 完成したお顔。

一旦つや消しコートをしてからチークとハイライトを入れて更につや消しコート。 

最後に瞳部分にエナメルクリアーを塗って完成。

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 塗装完了後。

今回は白と青のカラーリングにしてみました。

髪の毛と肌色部分のみ成型色を生かしつつシャドー吹き。

それ以外のパーツは全塗装しました。

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 塗装出来た嬉しさから十分に乾燥させずに組んだ結果…。

腹部パーツの胸パーツが当たる箇所に塗装剥げが…。

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 結局、筆塗りでリカバー。

乾燥させてから再度つや消しクリアーでコートしました。

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 完成、正面。

何度も書いていますが、私はSOLシリーズの手足のディテールが大好物。

今回もディテールのラインを生かした塗分けをしてみました。

デフォの青一色とは違う印象に出来たのでは…?

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 横から。

デカールはハイキューパーツさんの物とSOLやWISM付属の物です。

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 背面。

接続穴に追加した装飾は「尻尾」です。

M.S.G.とランチャー付属のパーツで製作。

一応尻尾の先が剣になっているのでこの子の唯一の武装という事で。

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 ノーマル顔。

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 笑い顔。

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 大泣き顔。

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 自分の中で一番のポイント。

ある日、メガミデバイスの素体足首をつま先立ちさせると良い感じだなぁ~と気づき、今回はデフォでつま先立ちするようにヒールを付ける事にしました。

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 ポージングを決めるとなんとなくレースクイーンさんっぽい。

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 今回、完成品フィギュアのポーズを参考にポージングしてみました。

やっぱ、フィギュアのポージングの一番の見本になるのはフィギュアっしょ…?

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 こういうポーズの完成品フィギュアどこかで見覚えありませんか?

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 SOLラプター一番の特徴はこの「大泣き顔」かも。

この表情を起点にいろんなシチュが楽しめますよ。

あと、腰のアーマーですが、ポーズに合わせてフレキシブルに展開出来ます。

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 唐突に同時期に製作した1/12 SFっぽい銃たち。

リトルアーモリーや橘猫工業のプラモとM.S.G.を組み合わせています。

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 折角なのでSFっぽい銃を持った写真も撮影しました。

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 こういうポーズも完成品フィギュアで見た事があるような無いような…。

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 あえて銃を構えないポーズ。

こういう佇むポーズもお似合いです。

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 アップで撮影。

(パンツの端に塗装剥げが・・・)

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 ちなみにこの銃はRPKタイプがベースです。

実はストックがそのままだと長すぎてメガミデバイスでは構えられないのです。

で、短く加工したんですが、それが返ってSFっぽさを醸し出している気がします。

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 という感じのメガミデバイス SOL ラプター ベース 「phantom:11」でした。

改造パーツセットはカラーレジン製なのでそのままでも十分楽しめます。

でも、頑張って塗装するともっと良くなる場合もあるかもです。

塗装するかしないかはあなた次第⁉

 

メガミデバイス SOLラプター 全高約180mm 1/1スケール プラモデル

メガミデバイス SOLラプター 全高約180mm 1/1スケール プラモデル

  • 発売日: 2018/11/29
  • メディア: おもちゃ&ホビー